昨日から少し引っかかっていることがあって・・・。

人間自分に都合のいいことしか覚えていないな、と改めて思うばかりであった。人はいろいろな事情があり、当然当事者にも、それに対応する人にも。

私としてはきちんと説明し、その行為に伴うメリット・デメリットをお話をした。そう行為が現時点ではお勧めできないことも。しかし先方は合意の上で、その行為を選択した。その結果、予想された何かが生じた。そこで・・・。

振り返って、最初の時点に話を戻して、こうお話ししたでしょう、と。またお互い合意の同意書にはこのように記載があるでしょう、と。しかしサインはしたが、読んでいない、と。今更それはないよな、と。読んでいないと、いうくらいであるから、当然説明した内容も都合よく解釈している。

あーあ憂鬱である。それでは、もっと詳細な同意書が必要ということであろうか。この方の対応にはそれなりの時間をあの忙しい日に費やしたのに・・・・。

ということで私の結論は、やはり話が違うということになる前に、基本的にしないことはしない、と断固とお断りする、たとえ相手がどのような事情を訴えても、その情に流されると、後々面倒なことになる。素直に最初のルールを優先する。

ま、そのような教訓を得たとおもえば、それはそれでいいのかな、と、思うことにした。これは医療に限らず、すべてにおなじことかもしれない。情に流されることなく、淡々とすすめることが結果として後悔の少ないこととなる。

でも、きっとまた目の前に困っている人がいれば、同じようなことをしてしまうような私であることも事実である。

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バラの足元に、赤い花が咲いた。アマリリスと思うが・・・。少し傾いているので、修正しようとしたら、傾いたままなかなか動かない。少しだけつっかえ棒で補助した。

このアマリリスは、昔缶詰でもらった。露地植えにしたら、今年は花芽がもう一つ出てきた。この赤は鮮やかであある。私の好みかといわれると・・・。ただ、この豪華な赤はそうはないよな、と思いそのままである。

先日録画した番組の中にバラ百科のようなものがあった。新種の育成のため人々の歴史や、バラの利用法などが語られていた。

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で、これは中庭のバラである。花が散り、格好悪いとおもっていたのであるが、バラの実がなるのかな、と。おっしてこの枝を利用して挿し木ができると、と。フムフム。

これは最高の私の時間つぶしができそうである。どこまではまるか、途中で放り出すかもしれないが、四六時中ここを離れられない、私には、格好の材料である。ということで、この番組を見直さなくては、と。

昨日は休診日の水曜。いつもなら、それでもお産があったり、帝王切開とあったりとするものであるが、本当に何もなく、一人も生まれなかった。外来が数名。そして改修工事が少し。私の面談が数名。

そこで午後はちょっと私的理由で外出(父のお見舞い)。お土産を買ったら、暑さで傷みそうなので、クーラーを利かせてくるまでドライブ。帰りがけは、ちょっと研究会によって、すっかり夜である。オープンにして帰った。風が心地よかった。やはり、この時期のオープンカーは心地よい。ただし、昼間に停車すると、日差しを直接感じてしまう。つまりいつも走っていないといけないのがオープンカーである、と痛感する。

無痛分娩に実際に触れるまでは、無痛分娩とは私に机上の空論であった。いくら書物で読んでも、またその体験をした人も周りにいなったので、ぴんと来なかった。実際に無痛分娩を取り入れている施設で勤務し、そして実際に自分が責任者として取り入れていくと、自分なりのさま座な経験の蓄積が生じ、その結果現在のスタイルとなった。

基本は、無痛分娩は硬膜外麻酔であるので、硬膜外穿刺と硬膜外腔への持続用のチューブの留置が必要である。穿刺する場所、1か所か2か所か、穿刺する針の種類、使用する薬剤と様々なバリエーションがある。これは各施設ごとに様々な経験があり、その結果であろうと思う。

当院では、現在は、1か所の穿刺で、L3/4を基本として、同部を18Gの穿刺針でロスオブレジスタンス法を用いて行っている。以前は帝王切開は脊椎麻酔としていたが、現在は帝王切開も硬膜外麻酔でということになり、この無痛分娩の際のものを利用することも多い。(帝王切開をするとなると、L3/4は微妙な部位であるが)

現在の当院での無痛分娩の頻度は、2014年度の当院での出産統計によれば、帝王切開17%、自然分娩46%、無痛分娩37%であるので、硬膜外穿刺はおおよそ51%の方に施行していることになる。2014年度は年間分娩数が562であるので、その半分をこえる306件に硬膜外穿刺を行ったこととなる。

306件の硬膜外穿刺は、大体私が行っている。忙しかったり、時に穿刺失敗で麻酔科医師に依頼することもあるが、開業以来の年間300件前後の硬膜外穿刺を毎年行えば、あらかた穿刺の手技としては安定してくる。慣れてきたからか、微妙な手ごたえ、硬膜外腔に達したときの特殊な音、なども感じるようになった。

その結果、硬膜外麻酔に関する手技は、当たり前の手技として身につき、スタッフもその対応を十分にマスターした。こうなると様々な意味で楽である。阿吽の呼吸で、硬膜外穿刺の用意ができるし、その穿刺後の対応も手順化されてきた。

普段通りに、さりげなく行うこと、これは大切なことであると思う。何でもそうだが、緊張してやってもいいことはない。だから、切羽つまってやるとか、最初の1発目がうまくきまらないと、どうもうまくいかない。私自身が緊張して、平常心を失っているのであろう。

スームーズにすすむなら、用意をするのに約5分、穿刺してチューブを入れるのに3分、あおむけにして血圧を測って、テストドースを注入して、そしてメインを入れる。その結果無痛分娩の初期の効果発現までおおよそ15分。つまり、順調に用意できれば30分で効果は期待できることとなる。

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青と白と黄色と茶色と緑である。麦が色付き、ジャガイモの花が咲いている。田植えも近い。

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