平成という言葉をつかうのも、あと5か月ほどであるけれど、平成31年元旦、明けましておめでとうございます。今年は、年末より好天が続き、新年も初日の出が拝めそうな気はしているけれど、と書きながら東の空をみるけれど、まだ暗い(現在6時0分)。

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昨年も大過なく過ごすことができました。今年も大過なく過ごせますように、と。そのために必要な対策も抜かりなく、と思っているけれど、今の世の中、少しづつ面倒なことが増えているようで、懸案事項は少し憂鬱である。

精度管理、医療機能情報報告、医療従事者届、レセプト業務、請求書の整理、PCの埃取りと月末・年末の業務が年末年始の期間の私の大仕事である。

12月30日、クリニックは休診日。12月30日は車の掃除に終わる。12月31日いよいよ懸案事項に手を染める。中でも最も憂鬱なのが、院内のPC16台の埃取りである。PCにつらなっているケーブルを外して、外蓋をはずして、ファンの周囲の埃をとって、また接続して、の繰り返しである。床に座って、ほこりにまみれること4時間、ようやく終了した。その結果、ノートPC1台の不安定作動とマウスの接続不良を確認した。

そういえば、今年の秋にはPCを更新しなくてはならない。これはお金もかかるし、時間もかかるし、憂鬱なことである。でも、ノートPCが5年の使用で不安定となるのであれば、おいおいほかのPCも同様のことが生じるであろうから、仕方ないかな、と。

さて、そして今日は元旦。いまのところお産で入院の報告はないので、今日は初詣にいけるかな、と。

写真は、12月の好天時の写真。私の最も大好きな構図である。青い空と白のクリニックの壁。

本年も皆様よろしくお願い申し上げます。




不安・恐怖が不要というわけではない。不安や恐怖があるから、それに備えようと思うわけで、そして人間らしい反応として当たり前のことである。しかし、必要以上に不安や恐怖が高じて、パニックになったり、別世界に飛んでしまったら、ちょっと大変なことになる。

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これは分娩においても、同様であり、だからこそそうならないように当院でも尽力するし、そして妊婦様自身もきっと様々な工夫をされていることと思う。本を見て、人に話を聞いて、そしてネットで探して、と。様々な情報が手に入るし、だれそれの体験談も容易に手にいる。

ただ、そうした体験談は時にその人個人の特殊な体験であることもあるし、それがすべてに当てはまるとは限らない。でも、疑心暗鬼の世界で、あれも、これも、あるあるの世界にはいってしまったら、もうたぶんぐるぐる回っても元の場所で、なかなかぬけらない。

私自身もくよくよ悩むことがないわけではないけれど、ある程度のところで割り切って、他のことに目を向けて、出来るだけ気にしないようにしている。私自身はそれでいいけれど、それではそうした世界に陥ってしまった妊婦様に対しては、と。

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当院は、お産に対応する施設なので、365日、24時間当院には常にスタッフが待機している。陣痛がきた、破水した、などの対応が中心であるけれど、当院を受診されている方々から様々な相談が電話でいただくこととなる。

当院を受診された方々からの相談は、これは本来なら電話再診料がいただけるはずであるけれど、これは当院を受診されている方々へのお約束(なにかあったらいつでもどうぞ)の一環であり、そうしたお代金をいただくことはない。しかし、本来、医療情報を提供するのであれば、それは医療の形であり、そうした料金をいただいている施設もあるかもしれない。

たまに、全く当院を受診したことのない方からも、相談があるかもしれない。これに対しては、基本的にお答えする必要はない、と思っている。それに電話だけでは正確な情報が得られない。医療は基本的に対面診察(患者様と向き合って)が基本であり、診察のない状態で正確な判断は下せない。(とはいえ、最近遠隔医療なるものも保険請求で始まったが・・・)そうした正確な判断が下せない中で、言葉だけで説明することは難しい。

なので、疑心暗鬼の世界に飛び込んでしまった方々であれば、あとはやはり直接の診察しかない、ということになる。直接お会いして、診察して、それから話をして、そして必要であれば専門的な施設を紹介する、あるいは当院で対応する、ということにある。

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一方分娩のために当院に入院されている方々であれば、これはもうスタッフとのコミュニケーションを確立していただいて、そうした不安・恐怖があれば、その都度そうした不安恐怖の解消に努める。ただし、分娩台に上がってしまえば、もう後には引けないので、あとは勇気を出して出産に望めるように叱咤激励しかない。

不安や恐怖があっても、それを上回る勇気をもってお産に臨んでいただきたい、と願っている。ただ、どうしてもお産に対する不安や恐怖が強い(特に痛みへの)のであれば、そうした際には家族やスタッフの援護射撃と硬膜外麻酔による無痛分娩なども有効かもしれない。

なので、当院においては、通常の分娩においても、帝王切開においても、妊婦様の同意があれば、どなたが立ち会ってもOKである。

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写真は、12月29日の午後。28日に雪が待っていたので、阿蘇の外輪山から中岳にかけて、うっすら雪化粧。鞍岳のほうも、少し白いような気がする。


分娩は、当然妊婦様が赤ちゃんを誕生させるという当たり前のことであるけれど、当事者はその妊婦様と赤ちゃんだけではない。時には、ご主人が付きそい、あるいは実母が、妹や姉が付き添うことがある。極めてまれであるけれど、時に父や子供が付き添うこともある。

つるっと短時間で生まれて、かつお母様が平然とした態度でお産に臨むのであれば、その付き添いはたぶんどなたでもいいかもしれない。でも実は、お母様は平然としていても、心の中ではこのようなシーンは他人は見られたくないけれど、我慢しているということもあるかもしれない。

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一方、入院しても、そう簡単に生まれない場合がちょっと面倒なことになる。破水した、明日までにはうまれるかな、くらいの気持ちで入院して、と。それからいい形で陣痛が来ればいいけれど、陣痛がなければ薬剤で陣痛様の子宮収縮を起こすこととなる。その子宮収縮に反応して、お産が進行して、生まれればいいのであるが・・・。

確かにそのまま生まれる場合もある。でも、生まれない場合もあるわけで、そうなると翌日再度挑戦ということなる。その間、家族が付き添う場合、人によっては付き添うことで本人が安心される場合もあれば、長時間だとお互いが少しストレスを感じるかもしれない。まして、それが2日、3日と続けば・・・。

そこら辺から微妙なずれが生じることもあるかもしれない。自分の考えていたお産とは違うと。あるいはサポートする家族の思いもずれてくることがあるかもしれない。

お産はお祝い事であるし、新しい家族が増えることは極めて望ましいことである。ただし、それまでの過程に紆余曲折がある場合もあるわけで、こればっかりは、お産に関してはいつも不確定事項である。その点をお産に関与する皆様が広い寛容の心で受け止めていただければ、と願っている。

人生の中でのお産という経験を、出産するお母様だけでなくて、付き添われる皆様にとってもいい経験となることを願っている。お産に対する期待と不安を、皆様自身のその時の経験で裏打ちをしていただいて、今後の人生の糧としていただければ、と。

とはいえ、苦い思い、恐怖感、痛み、などのネガティブな面においては、なかなかその克服は難しいのも事実かもしれない。時間の経過とともに少しづつ解けていく思いもあるかもしれない。

そして、私も含めて当院のスタッフ全体で、皆様のお産を振り返り、お産自体がどうであったかという検討をすることも大切なことである。スタッフ全体の意気込みとして、100%のお産をと思って対峙しても、スタッフの空回り、過剰な点、いたらない点、様々な反省すべきところがあるかもしれない。後々気づくこともあるかもしれない。そうして点をきちんと認識して、今後のお産にいかす、ということも施設として大切なことである。

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クリニックのフェンスに植えた南天。私自身の期待では、12月末に取り入れて、正月用にというおもいであったが、どうも鑑賞用にはいたらないようで・・・。


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