私の本業は、産婦人科の診療である。そして本業以外に余計なことをするつもりはないし、またその余裕もないので、あとはすべて趣味の領域である。

その仕事は、基本的に対面関係である。対象となる人と向かい合って、いろいろな話を伺って、その人の抱える医療的な問題の解決を行う、というものである。とはいえ、当院は現在お産が中心のクリニックなので、妊婦様の抱える悩みに対応し、最終目的である元気な赤ちゃんをだっこして家族と帰ることが主たる目的であり、仕事である。

この医療という行為においては、当たり前のことであるが、信頼に基づく様々な行為であると思っている。そのため患者様からの訴えに関してはできるだけ耳を貸して、産婦人科以外でも解決に導くことができれば、と思っている。しかし、そこは一開業医であり、私の力の及ばない分野ははるかに多い。となれば、そうした分野に紹介することとなる。時には救急車でお送りすることもある。

できれば当院で治療を完結させたくてもできない場合がある。これは医療という行為の目的が、治療ということであれば、そのために適切な施設で治療を継続することが理にかなったことであり、当然のことでもある。せっかくの信頼関係が、救急の搬送で終焉を迎えることは残念なことであるが、しかしよりよい医療をと思うし、そしてそれで元気な赤ちゃんの誕生につながるのであれば、何よりである。そう信じて紹介状を書いている。

そうしたことで、急きょ高次医療施設に搬送した患者様が、後日別な件で当院にお越しいただくことがある。次回の妊娠であったり、あるいは子宮がん検診であったり、あるいは友人の付き添いであったり、と。そうやって、当院にお越しいただくということは、お互いの信頼があるからこそ、また受診いただいたのであろうと、心の中で深く感謝申し上げる。

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それはきっと当院で不愉快な思いをされた方もいらっしゃるかもしれない(これは患者様には申し訳ないなと、思うことでもあるが)。しかし、考えてみれば、不愉快な思いをしたとすれば、当院に二度と来ることはないであろうから、私もそうした方々と顔を合わせることもないし、思い出すこともないであろう。

つまり、当院に再度お越しいただく方々としか、私は顔を合わせないわけであるから、ま、そう感じるわけでもあるが・・。でもやはり、当院から高次医療施設に搬送した方々が、後日当院に笑顔でお越しいただけること、そして当院で新たな妊娠と判明して再度妊婦健診を受けたいただくことは、やはりありがたいことである。

また、当院は平成19年開業である。ということは、最初に妊娠出産でお越しになった方々が、婦人科的な件で当院をお越しになることもある。また、以前婦人科健診でお越しになった方々が、新たに妊娠した、ということでお越しになることもある。

さらに言うならば、お産で入院された方々の家族が、後日当院にお越しになることもある。妹さんの妊娠、お母様の婦人科的な問題、・・・と。このようにお越しいただくことは、やはりその根底にあるのは、当院を信頼してお越しいただくのであろう、と思う。

そうなると、私としては、私にできる限り、真摯に対応し、そしてやはり私の能力以上のことであれば、やはり適切な医療施設を紹介し、そして私自身の様々な能力が低下することの無いように適切な向上の努力を継続することであろう、と改めて思うばかりである。

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写真は、裏庭の趣味の野菜である。残念ながら、上段の写真は、白菜であるが、まだ収穫には遠いような・・。このままはるになるかもしれないな、と。ブロッコリーはそろそろ収穫してもいいかも。

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これはキャベツである。ようやくキャベツらしくなった。果たして、まだこれがこれからもっと大きくなるのか、あるいはここで収穫したほうがいいのか(つまりこれ以上大きくならないかもしれないという予感がある)、悩んでいるが・・・。

また、食べ物の話題となってしまった。ま、これは趣味の話ということで・・・・