種をまいても、必ずしもうまく発芽しないし、その成長の過程で枯れていくこともある。でもこれはすべて生物が次世代に命を託す際の共通のルールであろう。それは人においても同様で、妊娠・出産とは本来危険な因子がその背部に潜んでいて、それが表面化することもあれば、それが隠れたままということもある、というのが私の持論でもある。

さて、今回はお産の話ではなくて、種の話である。種の話にたとえて何かの話をしよう、というわけではない、とお断りをしておく。

種から育てるのは面倒である。まず発芽するまためには、適切な時期と方法で種をまかなければならない。発芽するまで水が切れないように、と。発芽したら、芽が出そろったころに、間引きして、本葉が成長するのを待って、移植を考慮すると。なかなか面倒だし、それが本職というわけではないので、花が咲いて、結実して、その種が自然にばらまかれて、自然に芽が出る、というほうがはるかに楽である。

実際に、裏庭にバジルや大葉はそうやって広がった。ただバジルや大葉には、好ましい匂いがあるようで、よく虫に食べられていたので、バジルと大葉は除去した。キャベツと白菜とブロッコリーにも、花が咲いたら、という思いがないでもないが・・・・。

さて、本題に戻ろう。種をまいて、発芽するかどうか見定めるためには、手元にあるほうが便利であるので、現在身近なところで、バジルとひまわりを育ててみた。私の育て方が悪く、結果としてバジル2本とひまわり1本しか成長していないが、確実に大きくなりつつある。もう少し大きくなってみたら移植をと思っている。

去年の秋に同じ様に発芽させて冬前に植えた。しかしどうもダメかなとと思っていた。しかし先日の中庭の清掃の際に生き残りを発見した。たぶんこの葉っぱの形は、とおもっている。

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大小取り混ぜ3本あった。はたしてオレンジ色の人参として収穫できるかどうかわからない。実は似たような葉っぱだが、別な雑草である可能性も否定できないが・・・・。

次なる課題はアボガドである。昨年スタッフの好意で2本発芽した。しかしどうも1本は枯れつつある。そこで私もやってみようというわけである。

昨日、自転車をようやく回収した。この週末天気が良ければ、自転車でぶらぶらしながら散策したいな、などと考えているが、どうなることやら・・・・・。