このブログの本題は、いつの日か南の島に、というものである。また投稿者は、夢野を駆け巡る、としている。私にとってはそれなりの意味のあるところである。で、ここ数日の状態から、そうした妄想が膨らんできた。つまり現実逃避である。現実に目を向ければ、到底不可能な状態であるが、でもだからこそ、と。

日本海側のほうが魚はうまそうであるが、イメージとしてくらい日本海を思い浮かべてしまうので、明るい太平洋側がいい。海沿いの家で、日がな一日海風を感じつつ、日陰で何もすることもなく、昼寝をして、と。気が向いたら、海沿いを歩いて、と。

ただ、人間は仕事をしないとぼける、というのが私の持論であるので、ぼけずにかつある程度生活費が稼げる程度の仕事がないと困る。今更ほかの仕事を探すのは、面倒なので、産婦人科の需要がないと行き場がないのである。ただ、60を超えた老産婦人科医を雇ってくれるところなんてあるかな、とも。

そうなると、ある程度人が多くて、よほど産婦人科医が不足しているという立地条件でなければ職はない。そこでこの条件で探してみると、ここならと思う場所がないでもない。

本音は小笠原諸島である。が、ここに産婦人科医の需要は?である。島の人口が少ないので、どうかな。調べてみたら、助産師は募集していた。しかし産婦人科医と助産師では職種は違うしな・・・。

となると、やはり沖縄か鹿児島。そこで浮かぶのは、奄美大島か、石垣島である。こちらは人口も多い。個人的には石垣島には数回足を運んだ。奄美大島は、その横を通り過ぎたことはある(以前、鹿児島の十島村(トカラ列島)を巡る旅をしたことがある)。

それではネットで情報を調べて、と。ここに応募すればいいのか、とそこまではわかった。しかし、現実にいつの日かそこに応募する日が来るであろうか。現実に戻れば、病棟にはお産待ちの方が数名いる。ここ数日の多忙で、仕事も溜まってしまった。たまってしまった仕事は、吹き飛ぶはずおなく、順次こなすしかない、これが現実である。

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季節外れの新緑である。木々の冬場前の用意ということであろうか。

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