諸行無常の鐘の音であったかどうか・・・。朝に・・・夕べに…というようなものもあった。昔の高校のころの授業である。要は、浮世は常に変転し、定常的なものはない、というようなことであったと記憶している。

クリニックは市街化調整区域に立地している。大きな道路沿いは第三者でも開発が許されるということで、農業委員会に許可をもらって開院した。駐車場を広げるにあたっても、再度委員会にお伺いを立てた。この市街化調整区域は、農業を都市近郊で持続させるために制度であり、そのため農業への配慮であり、開発は制限されている。

クリニックをこの地に建てた私の思惑には、背景の農地をクリニックの借景にという思いがなかったわけでもない。周辺の宅地化が進んで、クリニックが目立たなくなるのもあ嫌だし、このままのほうがいいと思っていたし、ずっとそれが続くと信じ込んでいた。

ここにきて少し風向きが変わった。市街化調整区域の見直しは5年ごとで、まだ見直しはないといわれている。大規模な開発は不可能であるが、小規模な開発は可能であり、最近ここら辺の農地がすこしずつ宅地化していることは気づいていた。

そしてついにクリニックの裏の畑が宅地化されるという話が耳に入ってきた。うーん困った。

全く私個人的な思いであるが、この環境は壊れてほしくないのであるが・・。それに裏の農地の宅地化となると、裏の道路の通行料が増える。これもまた困った話である。交通量が多くなるとトラブルも多くなるであろうし、と。

時は流れる。様々な流れがあって、それはそれで仕方のないことであるから、あとはその流れに応じた対応を考慮すべきかもしれない。

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中庭のポーチュラカ。涼しくなり、元気になった。あとしばらくの命ではあろうけれども・・・・