当院は基本的にオール電化である、と昨日書いた。給湯器のお湯を沸かすことにのみガスが使われている。しかしそのお湯を回すポンプから病室の空調まで電気で稼働している。とあるところにその時点での電力使用量がわかるようになっている。

ここ数日の寒さでは、当然空調は暖房がマックスに使われる。ここに、調理と仕事のための電力使用が重なると日中の電力使用量はそこそこの値となる。そこで少しでもその軽減のために太陽光を入れたわけであるが、寒くて天気が悪いと、太陽光の補助も少なく、電力の使用量は跳ね上がる。

こうして冬場の電力使用量は、毎年更新され、その結果電力料金が上がる(当院の電気料金のシステムは、総使用量と瞬間最大使用量により決定される)。以前とんでもない額に上がりそうであったので、太陽光を導入する前に、デマンド監視装置なるものを導入した。これにより使用量に制限をかけるというもので、設定値を超えると、警報がなる。

このデマンド監視装置の警報がここ数日なり続けている。しかしそれにもまして寒いこの状態である。仕方がない。電気代の上昇は今季は覚悟せざるを得ない、ということで、デマンド監視装置の警報レベルを上方に修正した。

ちなみにガスを使わない、と決めたのは、最初の設計の段階で設計士と相談し、決めたことである。事故が怖い(火災とガス中毒)と電気にした。果たしてその判断が正しかったのかどうか、微妙なところである。

早く寒波が過ぎないかな、と願うばかりである。

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こんなに寒いし、雪も降っているから、外来はと思っていたが、意外と患者様は多かった。というか、大体予約の方がお見えになったということであったようだ。昼間には雪も解け、交通状態も改善したのであろう。しかし、一部の地域では雪が降り、道路の凍結も続く。みなさまの安全を祈念する。

私自身も極力外出は控えているが、今日は歯科を受診しなくてはならない。

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せめて今日が好天であればいいけれど。日向ぼっこしたい時期である。