7月もそろそろ終わりに近づく。8月目前。ということは、今年も緑の宝石の季節がやってくる。しかし、緑の宝石は益城の山間の畑である。果たして今年は、熊本地震のあおりで、どうであろうか、と。

そこで、山本ブドウ園に電話をしてみたら、例年通り8月1日から巨峯を、10日からロザリオを出荷するとのことであった。よかった。今年もいただけると。

しかしそのために益城の山中に行かねばならない。いま、益城あるいは西原方面に足を延ばすことは、まだ震災の影響が大きく残る場所であるだけに、なかなか難しい。しかし、このブドウをきちんと出荷していただくことも、現地の農業がきちんと成り立っている普段通りの農業であるわけで、と自分に理由を付けて、購入に行ってみようと思っている。

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今年は、水田のかんがい施設が各地で被害を蒙り、大豆への転作が急きょ進んでいると聞く。クリニックの周りは、幸いそうした被害は少なく、稲穂もすくすく伸びている。

しかし、最近この界隈で宅地開発がすすんでいる。ここら辺は市街化調整区域であるが、それでも数か所でほぼ同時に行われている。震災の影響なのか、あるいは前々から工事予定でようやく業者の手配がついたから同時着工となったのか、と。