私自身もそうであるが、感謝の気持ちとして相手の方に何らかのものを差し上げることも多い。また私自身もそうやっていただくことも多い。しかし、そうしているといつのまにやら物持ちになってしまう。中には、賞味期限があるものもある。せっかくいただいたものの、食べきれずに賞味期限が過ぎてしまうことはもったいないの極みであるし、相手の好意を結果として無にしていることになる。

また自分で、あれこれしようと思っていると、ついつい気がゆるんで袋一杯のものが手元に残ることも多い。そうなると冷蔵庫のお世話になることも多い。そしていつのまにやら、冷蔵庫の奥に次第に押し込められ、いつのまにやらカビも生え、ということもある。

最近は、外食する機会も減り、もっぱら卓上IHで出来たてを食べるようにしている。焼きすぎず、ゆですぎず、頃合いを見計らってさっと食べる。普通の食材を、いい具合に食べる、これが一番である、と今更のように思う。給仕はいないけれども、必要なときに自分で動いて用意をする、これで十分であろうと。

寝て一畳、起きて半畳であったか、自分に必要なものを必要なだけ、それも分相応のもので十分である。過大なものは、結果として使いきれない。過剰な演出も不要であるし、見せかけにこだわる必要はない。こうした流れに私自身が進みつつあるな、と改めて思うばかりである。

そうなると、いただいたものはどうなるか、ということになる。で、結局いただいたもので、自分で消費できないもの(これは好き嫌いではなくても、単に物理的にこれ以上食べられない、あるいはストックできないということであるが)は、そのいただいた気持ちに感謝しつつ、希望者に分配する、ということになる。

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これは数日前の、朝焼けの日の屋上。屋上も、今回の補修に伴って、まず高圧洗浄され、そして一部補修された。そのために、不必要なものが一部にまとめられ、すっきりした。本当に必要なものは何か、と。考える機会でもあった。

さて、今年も残すところあとわずか。診療も日数的には限られている。そして診療の後には大掃除と。そういえば、このパソコン(現在使用している)も体調不良が判明した。修理に持っていきたいが、年末では不可。年明けで、レセプト業務が済んだら、もっていこうかな、と。