5-6年おきに熊本市の保健所の監査があるらしい。平成19年開院の当初には、いまだその連絡がなくて、昨年末に保健所より調理部門の監査があった。そして6月20日についに熊本市保健所の医療政策課から監査があった。

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監査といわれると、小心者の私はびくついて、何もできない。いわれたこと(自主点検資料を6月13日までに提出)を済ませて、昨日を待った。火曜日の午後1時30分に来院とある。ちょうどこの日は、黒田先生の勤務の日なので、外来はまかせて、来訪を待つ。何も手につかない・・・。


1時30分、温厚そうな中高年の男性と女性の二人組でお越しになった。で、私が40分ほど聞き取り調査の対象で、その間に女性のほうが院内を視察される、という段取りである。


冒頭で、熊本地震の際に一部の方に避難施設ととして提供いただき、ありがとうございました、とお言葉をいただく。それからおもむろに資料を取り出して、調査開始である。当然私が困った思ったけれども、仕方がないと思って記入した部分に、確認の質問がくる。


結論。医療安全の確保、個人情報の管理、医薬品の管理、施設内届け出の不備などを指摘されて退出となった。たぶん1週間後くらいに、報告書と改善事項一覧のようなものがとどくことであろう。


さしあたり、不備ですとか、不十分ですとか言われなくてよかった。さて、改善すべき項目の用意に取り掛かろう、と。一番の悩みのたねは、スプリンクラーである。これはしばらく保留とするが・・・。

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昨日から雨が続く。田んぼも田植えが進みそうである。新たな宅地造成の部分は、周囲が水田に囲まれる。

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ちょっと不安であるが。たぶん大丈夫なんだろう、と思う。氾濫なんてしないよ、と。

さて、ところで保健所の方は、どうして地震後に当院が一部の方を対象に避難場所を提供したことをご存知であったのであろうか、とふと疑問。たしか、一応熊本市の医師会には届け出たような気はするが・・・。何分届け出の大切さを改めて感じる。