前回はキャッシュレスの話を書いた。クリニックの行く末に関係する大切な話であると、思っている。運営上も、そして管理責任者としても。

で、その話を書いて、新聞を見ていたら、車の話が目に入ってきた。自動車も20年後には、ガソリン車がは医師となるかもしれない、と。確かに、電気自動車や水素自動車がそろそろ増えてきたし、また自動運転という話もある。これは時代の流れであり、この流れが変わることはないであろう。ただ、そうして時代が現実になるのが、10年後なのか、20年後なのか、あるい50年後なのかということであろう、と思っている。

10年後ならまだ私も車を運転しているかもしれない。20年後は微妙なところで、50年後はたぶん生きていない。

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私はモータースポーツにはまったことはないけれど、大藪春彦の”汚れた英雄”には魅せられた。(映画の草刈正雄は格好良すぎた気はするが)。自分にはその才もなしひ、度胸もないが、そうした影響もあり一時期中型二輪にまでは乗った。4サイクルエンジンの振動と、そして排気音の奏でる音が好きであった。

最近昔乗れなかった夢を果たすということで、オープンカーに乗ることとした。ほろを下げて走ることの気持ちよさは、風を感じ、周囲の匂いを感じ、そして背中から響くエンジンの音を聞くことにあると、と思っている。暑いのに何でオープンにして走るのか、日に焼けるし、と思わないでもないが、それでもやはりその方が心地いい、と私は思っている。

2017年の現時点で、私の手の届く範囲で、電気・ハイブリッドなどでのオープンカーはまだないと思う。極めて高額なものはあるかもしれないが、それは私の範疇外である。でもいつかは、こうした車も電気となるかもしれない。となると、あのブオーンという排気音を聞き、感じることのできる車に乗れるのは、ここ数年ということになるかもしれない。

当然20年もたてば、私自身が高齢者で免許を返上しているかもしれない。でも、お金にしても、車にしても、そして様々な身の回りのことにしても、ある程度自分なりに自分の頭で考えて使うことが、長く使うコツではないかと思っている。トラブった時にも、まず自分の頭で考える。これを怠ると、ぶっらくボックスが増えて、わからないことが増えるばかりである。

ま、私の頭であるから、今更新しいことを仕込むのは難しいであろうから、今ある中で、今後も使うものを取捨選択して、使うものはできれうだけ長く使えるようにと、と心がけたい(逆に言えば、使わないものは、そろそろ捨てるべき時でもある)。

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写真は、天草の五和の通詞島から。下の写真は雲仙方面を眺めるので、有明海にになるかもしれない。上の写真は西を望むので東シナ海になるのか、と。