お産後に、会陰部を診察して、縫合して、やれやれと一段落である。厳密にいえば、産後の出血と血腫に注意しながら状態を観察して、産後2時間と産後1日目に診察をする。経過中に異常があれば、その対応を行うこととなる。

産後4日目に再度診察を行い、この際に抜糸となる。抜糸するためには、糸のどこかをハサミで切断する場所を探さなければならない。私の場合、マットレス縫合を通常行うので、皮膚に露出している糸の部分があり、うまい具合に行くと、その部分だけを狙ってハサミでちょんちょんと切ればいいので、その場合はあまり痛くない(と思う)。

しかし、糸の露出がなければ(つまり縫合時にそこをぎゅっと締めていれば、ゆるみが少ないので、露出がない)m糸のどこかを引っ張って、切りしろを見つけて切断しなければならない。糸を引っ張るから痛いであろうと思う。

これは帝王切開においても同様である。ただし、帝王切開においては、現在初めての皮膚切開の場合のみホッチキス(ステープー)を使用しているので、この場合は思ったほど痛くない。2回目以降は原則としてナイロン糸で縫って、4日目に抜糸なので、抜糸時は同様である。

よく言われのであるが、抜糸時に麻酔をしてほしい、と。しかし、麻酔をするためには、局所を小さい針で刺すことになるので、それも痛いし、それなら瞬間的な痛みなので、我慢してほしいとお願いしている。即効性の浸潤性の麻酔、あるいは蚊の針による極小針なら痛くないかもしれないけれど、その麻酔による副作用も考慮すれば、不必要な薬剤は避けたいので、やはり無麻酔ということになるか、と。

なお、以前は帝王切開の抜糸は術後7日目、経腟分娩の方は産後5日目に抜糸していた。しかし、皮膚を縫った糸の跡が残るので、できるだけ早期の抜糸をと考え、現在帝王切開も産後の方も4日目の抜糸としている。

また生体糊による修復、特殊な抜糸扶養の糸による縫合など、いろいろあるけれども、やはり創面の癒合(特に上皮の癒合)という観点と、私自身でできることでという観点で(私は形成外科医ではないので)、現在のスタイルに落ち着いている。

抜糸をされると当然痛いので、抜糸直後は皆様顔が引きつっている。しかし、その数時間後には、糸の引っ張り感から解放されたこと、そしてなによりも抜糸という関門を突破したことで、皆様顔が明るくなり、行動も楽になっているように思われる。
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例年ならそろそろビオラを植えているはずである。しかし、今年は自前で種から育てようと思ったために、大きく遅れた。種から育てたビオラは、まだとてもこの様な状態には遠い。

あと1か月待って、ダメならやはり苗を購入しよう。