春はあけぼの、というのは、高校時代にならった枕草子の一節であった。もともと、私は早起きであったことから、朝は苦にならない。おまけに仕事で起こされることも多い、あるいは眠れないことも多い。そして、私がこうやって仕事をする部屋は、東と北に向いている。


なので、カーテンを開けている時々あけぼのの世界を目にするわけで、微妙な時間と雲の配置で様々な風景に出会うわけである。で、おっとおもって、屋上に出て、東の空の写真を撮る、というわけである。日の出前の微妙な空の色が一番である。

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これは数日前。東焼却所からの蒸気が上がっている。山は外輪山というより、山都町の方向かもしれない。

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拡大すると・・。左の建物は、たぶんセメント工場の塔であるとおもう。

朝のひと時、問い合わせの電話もなく、煩わしい隣人も眠りについている。珈琲をのみながら、マンハッタントランスファーを聞きながら、仕事を始めよう。会計の仕事、書類の整理、そしてそうこうしているうちにお産に呼ばれることであろう。