日曜日にいとこの内輪の披露宴があり、それに招待されていた。なので、院内待機の先生のお願いして、行くつもりで用意していた。すると、数日前に恩人二人の訃報の連絡があり、披露宴の前に一人お別れの会に参加して、月曜の夜にお通夜に行く、という予定であった。

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土曜の夜に破水の入院があり、朝までに生まれそうにない。そして私は原則として、当院で出産予定をされている方のお産には立ち会う方針である。なので、お別れの会は断念して、披露宴もあきらめた。ようやくお昼までに生まれたので、それから遅ればせながら、参加した。

月曜は、早朝から一人二人と生まれて、夕方までに4人生まれた。で、実はもう一人いて、生まれそうにないと思っていたら、その人も午後7時までにようやく生まれた。それからお通夜に行こうと思えば行けたけれど、お通夜の式自体は午後7時開始であること、当院からその斎場迄の時間を考慮し、あきらめた。(ただし私の代わりのものにこちらは参加してもらった)

このように、私があれこれ予定していて、予定通りにできることもあれば、やはりできないこともある。まこれが仕事だから、と思うし、そして陣痛が来て入院した方の立場になれば、いきなり代わりの医師が現れても、とも思う。そしてなにより、妊婦様のお産に立ち会うと決めたのは私であるし、それは大切なお約束であると思うので、仕方がない。

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玄関わきの白梅もそろそろつぼみが膨らんできた。ここ数日寒いし、咲くのはもう少し先だとおもうけれど・・・

そういえば、予定通りにいかないのは、旅行も同じである。昔々、どこそこを予定していたけれど、台風に予定を妨げられたことも一度ならずある。で、無理していっても、いいことはないわけで・・。でもそれもまた思い出として残ることでもある。

願うならば、いつの日か、台風が来ても過ぎ去るの待って、というようなゆったりした気分で、半年くらいどこかの南の島に滞在したいな、と思っている。狙っているのは、ハワイ、ガラパゴス、タヒチ、キリバス、バハカリフォルニアなどである。