2018年1月から12月までに当院で540名の新生児が誕生しました。その中で、通常の自然分娩(これは吸引分娩も含みますが)が265名と約半分を占め、無痛分娩で172名、帝王切開で103名の新生児が誕生しました。外来にはのべ13,894名の方がお越しになり、うち1858名の方が新規にお越しになった方でした。

ちなみに、2007年の開院以来、通算で5894名の新生児が誕生し、その内訳は2422名が自然分娩で(約41%)、2546名が無痛分娩で(約43%)、926名が帝王切開で(約16%)となります。

一方、せっかく妊娠したけれど流産という形となった方も年間で30数名存在しました。これは手術を行った方々ですので、これ以外に自然に排出された方も多数存在するので、妊娠において自然流産に終わった方々が1割から2割程度存在したと考えています。

また、さまざまな理由で妊娠を中断せざるを得なかった方もいらっしゃるわけで、その理由は様々であり、苦悩の選択であったことと思います。こうした方も約1割程度存在します。

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さらに当院で出産予定であっても、途中で急激な合併症の出現のために高次医療施設を紹介という事態もあるわけで、救急車での母体搬送が14件となりました。生後の新生児の状態でNICU施設への搬送も15件存在しました。また外来で、他施設(これは高次医療施設や専門外来の施設)に紹介した方々が60名に達しました。

これ以外に里帰り、希望による転院などもあるわけで、それらもすべてひっくるめて、当院での成績ということになります。

こうした様々な方々の積み重ねにクリニックの一年があります。クリニックを何らかのご縁があってお越しいただいた方々に、すべての望ましい結果を提供できればいいのですが、残念ながら100%望ましい結果を提供できる、という事態には至っていません。

妊娠出産に伴う事象で、100%望ましい結果をだすことはなかなか難しいことでありますが、できるだけそうなるように心がけたいと思っています。と同時に、残念な結果に終わった場合、その行程をきちんと振り返って次回につなげるられるように、あるいは高次医療施設の紹介も含めて検討する、という真摯な態度が必要です。気を引き締めて、2019年からの診療に向かいたいと思います。

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写真は、昨年の10月に植えたビオラ。少し大きくなりました。2枚目は、動物園のたわわに実る柑橘類。これは誰も取らないのであろうか、ともったいなく思いました。