夜討ち、朝駆け、といえば、戦の戦法である。そして、私の場合にも、夜討ち、朝駆けがあるわけで。今週はちょっと忙しい。予定では、今週は土曜日だけの帝王切開の予定であった。連休明けの火曜日は忙しいかも、と思って火曜の診療が始まった。

火曜日の朝、いくつかの症例が重なり、外来が滞り、そしてそうした中で、あちこちに紹介状を書いて、それから急きょ帝王切開となった。ようやくひと段落と思ったら、当院に珍しく救急車がきて、患者様が搬送されてきた。さしあたり入院で様子観察で対応できそうである。

火曜、水曜には早朝と夜間にお産もあり、木曜には午前2時ごろのお産があった。特に夜11時と朝2時のお産は私にはちょっとつらい(安眠の妨げである)。でも、お産の時間ばかりは私がどうこうできるはずもない。通常なら、このお産のために狂った睡眠パターンを補てんするのが、昼寝であるけれど、そこに昼間の帝王切開が毎日であれば、補てんができないのである。

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ま、時にそういうこともある。幸い、木曜の夜から金曜にかけて(今朝)はなにもなくて、ようやく充電で来た感じである。時に夜討ち朝駆けがつづくことも、お産を対象とするクリニックであれば、仕方のないことである。

巷では、医師の残業時間が法律で制限されると、聞く。はたしてその法律は単独医師のクリニックの院長に適応されるのであろうか、とちょっと心配である。私の場合、自由裁量性の時間の工夫の中で、どこそこに自分用のやりくりをして、私の体力の回復を図り、そして私自身のモチベーションを保つ工夫で、何とか維持している。だからこそ趣味の料理であり、園芸であり、ドライブであり、そして大切な昼寝である。

なので、この私の大切な何かを邪魔する行為は、あまり望ましくない。お産、外来患者の来訪は、仕事であるからOKであるけれど、一番不愉快なのは、さも私の知り合いであるように装ってかかってくる各種の勧誘の電話である。私には、そうした投資とか、マンションなどには興味がないので、そうした電話は基本的にお断りをしているし、スタッフにもそうした電話を取り次がないようにしているし、最近はそうした電話を迷惑電話に登録もしている。それでも、その網の目をすり抜けてかかってくる、勧誘の電話で、それも忙しい時や大切な昼寝の時間にかかってくる。全くもって、許しがたいのである。

彼らにとっては、電話で引っ掛けることが仕事であろうから、あの手この手を用意しているし、ましてそれが仕事なら、と思わないでもないが、私に電話を掛けることはお控えいただきたいものである。

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写真は当院の蝋梅である。当院の中庭は、そう暖かくはないので、まだしばらくはつぼみがあるし、ここ数日冷え込みそうであるから、もうしばらくは、この匂いに浸ることができるかもしれない。

一枝待合室においてみた。