ここ10年ほど、腕時計とは縁のない状態であった。ずぼらで、あちこちに物を置き忘れるし、ずっと身につけるのは拘束されるようで嫌だし(でも実際は首輪のついた万年当直医であるけれど)、手術で手洗いをするなら、外さななければならないし、と。

スキューバダイビングをしていたころは、まだ腕時計をしていた。通勤していたころも時計をしていたかもしれない。でも、開業してからはつけていなかったような気がする。院内の各所に時計はあるし、パソコンの右下にも時刻が表示されている。外出の際にはスマホの時計がある、と。

本来なら、時計はすべて電波時計で、PCは立ち上げ時にサーバーに自動的に時刻を読みに行くはずであれば、院内の時刻は日本標準時間に統一されているはずである。しかし、院内の時計は、時刻が必ずしも正確ではないのである。建物の構造上電波が届きにくい場所にあるものもあるし、また開業時に購入した時計はすべて電波時計ではない。PCもいつのまにやら、時刻のずれているものが存在する。

まして、それ以外の機器(自動血圧計やNST装置)などの時刻は、スタッフが時刻合わせをすることとしているので、それにより時に微妙な差異が生じるのである。

そうした時刻の差違は時に問題となるのである。PCだと、あるPCで画面が見れても、そのPCより遅れた時刻設定なっているPCでは、その時刻になるまでその画面が現れない、という現象が発生する。正確な時間を記載する必要のある書類の場合、どの時間が正確であるのか、という問題も発生する。

そしてなにより、私が夜起きたとき、今何時?という問題もある。ド近眼なので眼鏡を外して、私は部屋を暗くして寝る。で、夜電話が鳴って、受話器を取って、さて起きるかと。でその際に今何時と思っても、眼鏡を装着して部屋を明るくしないと時刻がわからない。

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ということで、これを使ってみることにした。落としても、濡らしてもいいように、G-SHOCKにした。ずぼらな私でも使えるように、電波受信で時刻合わせをしてくれる。おまけにソーラーなので電池切れはないと期待する。

時たま、私の首にかけるPHSをどこそこに置き忘れて、あとでPHSを探して電話を鳴らす私である。オレンジのバンド(うらはイエロー)で目立つから、これで置き忘れはなくなることを期待したい。(神戸市消防局救助隊50周年記念バージョンで、オレンジ仕様である。)

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で、解説書を見ると、Bluetooth対応とある。これは便利である。将来院内の時刻を扱う機種はすべてBluetooth対応となれば、スマホのアプリで院内の時刻統一がはかれる、と思うが、そのためにはすべきの機種の更新が必要で、そのためにはまたお金がかかるので、将来の課題ということにしよう。

早速今朝呼ばれた。暗闇で光らせてみると2時50分。そうか、と着替えて分娩室に降りていく。

追加
個人的には、ソーラー充電とGPSと脈拍パルスセンサーがついていれば、申し分ない。でも残念ながらいろいろ探してもまだそうしたものはなかった。あと3年くらいしたらでるかな、と。