昔々、国境なき医師団にあこがれた時期もあった。医龍という漫画に浸った時期もあった。私自身の技量で生きていけないかと、と思ったが、冷静に考えればそうした技量はないし、そうした世界にとびこむ勇気もなく、結果として既存の道をあちこち曲がり、立ち止まりながら、今に至っている。

個人的には、いつの日かこのウィメンズクリニック グリーンヒルから離れて、年老いても産婦人科医なら雇ってくれる、という南の島で、ボケることなく、程よく働きながら、生活できれば、良いなと妄想している。なので、時たま、妄想として、離島医療の産婦人科医募集などを探している。ダイビングのライセンスと4級船舶のライセンスを復活させなければ、などと妄想は膨らむばかりである。

で、現実に帰れば、目の前には昨日の会計の業務があり、今日の診療がある。当然ながら、こうした日常の業務は、私一人でできるはずもなく、事務・看護・厨房・清掃などの各種業務を担当するスタッフ、そして医療的な支援をいただく周囲の高次医療施設(産婦人科も含めて)の賜物である。ひとりだけで何かできるはずもない。

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そうしたバランスの上に成り立つ現況であり、そうしたバランスを保つことが、クリニックを存続させることであり、そしてその結果としてクリニックの存在意義意義にもつながるのかな、と思う。つまり、一人だけでできるはずもなく、さまざな環境の中で周囲とバランスをとりながら存在を続けることで、結果として個々としても、集団としても存在できることが、大切であると感じている。

とはいえ、個人クリニックであるから、そこにはそれなりの個性も必要である。そして、私自身も加齢による変化もあるし、成長もまだあるかもしれない。なので、その個性も時代とともに変化していくかもしれない。というような心境である。

ま、今、しばらくはこの形が続けられればいいなと思っているが、いつの日か訪れるであろう何か(これは私体の問題かもしれないし、精神の問題かもしれないし、家族の問題かもしれないが)で変わるかもしれない。その日まで、どのように自分を保つ・磨く?かな、と。

さて、今日は、土曜日。夜は子宮がん検診従事者講習会とやらもある。そしてお楽しみの週末でもある。

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写真は、先日の散策の際。草木瓜?なかなかオレンジの色の花弁が華麗である。