4月21日日曜日、午後1時30分から午後5時30分まで、熊本県医師会館で、日本母体救命システム普及協議会後任講習会 J-MELS のベーシックインストラクターコースに参加した。私以外にも11名の参加があり、都合12名の参加であった。

昨年の4月に同じ協議会主催のベーシックコースが開催され、それに参加した。今年も参加したいと思ったら、同じ講習会に参加できないといわれたので、その午後に開催されるインストラクターコースに参加した。私がインストラクターなんて、と思わないでもない。しかし、人に教えることは、自分が学ぶこともであると考えれば、インストラクトして参加することで、自分の中で毎年更新できると考えれば(アシスタントあるいはインストラクターとして参加することで)いいかもしれない、と思い参加した。
IMG_0114 (1280x947)

ちなみに、熊本県医師会館は、お堀端にあり、その時間調整に撮影したのが一連の写真である。この写真の左側の白い建物がその会館である。

講習開始に先立ち、講習の背景、インストラクターとして適切な指導方法の講習があり、そして実際にそのデモンストレーションが実施される。これまで、そうした講習を受ける側であったので、お気楽に聞いてばかりでよかったけれど、教える側に回ると、人に教えることは教えることは難しい、という当たり前のことであった。

基本的に子の母体救命システムの講習会は、症例ごとの事例対応を、インストラクターとそのアシスタントが、参加者に体験を通じて、考慮し、判断し、実技にのぞむ、というスタイルである。なので、インストラクターの適切な指導がなければ、講習はあらぬ方向に進んだり、学ぶことの少ないものととなってしまう。

症例ごとの事例対応は、施設によっても、状況によっても、そして各個人にとっても、経験の有無も含めて対応が異なるわけで、それを頭の中で整理しながら望むとしても、十分な事前の予習のない中でインストラクターとして振る舞うことは難しい。インストラクターの練習が必要であると理解するばかりであったし、たぶんこのインストラクターコースの目的は、各人にその認識をさせて、次回からのアシスタント実技を含めて練習を行い、インストラクターを目指すというものなのであろうと、今更のように理解する。

できれば、この秋にある講習会にアシスタントとして研鑚を積みたいものである。

DSCN2197 (1280x959)

これは最近手に入った液体ミルクである。

DSCN2198 (1280x942)

こうやってみると、何ら普通の紙パックのジュースや珈琲と変わらない。ストローで刺して、哺乳瓶に移し替えて、ということらしい。でもこうした製品を本当に緊急時に使うのであればちょっと不便そうであるような・・・。

今後様々な利用法が普及し、形も変わっていくかもしれない。