果たして可能かどうか、わからないが、3週間痛みを感じなければいい、という言葉を信じて、6月末まで両手の保護をと思っている。幸い、今のところ6月の帝王切開の予定は2件しかない。園芸作業も、土の掘り起こしをしなければ、軽い物しか持たなくていいかもしれない。ということで、6月はお茶碗より重たいものは持たない、ことを心がけよう、と。

しかし、最初から躓く。愛用のカメラp900は意外と重たい。ま、これは首にかけるからいいかと、解釈する。また、重たいものではないのであるが、実はPCのキーボードの操作も度が過ぎれば、負担があるとも聞いた。PCのキーボードは、外来診療においても、そしてこうしたブログ記入においても必須なそうなので、これはできるだけ必要最小限に、と。

でも、そうなると一体、今の私に可能な行為は?と、コーヒーを飲もうにも、電気ポットでお湯を沸かしててドリップであるから、この電気ポットも意外と重たい。また、せっかく植えた植物が枯れないように散水をと思えば、やはり散水用のじょうろを使用するが、これも意外と重たい。

とあれこれ考えれば、お茶碗より重たいものを持たない、生活は今の私では不可であるとようやくさとる。ま、できる範囲で、養生というのが無難な選択肢のようである。

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これはクリックの中庭。今年は5月から散水機を作動させているからか、例年に比べ緑が濃い。フッキソウも元気である。

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クリスマスローズもまだ咲いていた。

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そしてこちらも。これはあのドクダミの花である。花ができて、実ができて、そして広がっていく。できれば除去したいけれど、いつの間にやら増えていく。

と、ここまで書いて、お産に呼ばれた。夜勤帯のお産は、院長が取り上げることが多い。で、赤ちゃんの体重は、大体2500-4000gであるわけで、ということは、やはり重たいものを持たない、支えない、といことは仕事柄不可能で、あとは可能な範囲の養生しかない、と痛感する。

やっぱ労災かな、と。いつの日か本当に重たいものが持てなくなったら、それが私の仕事納めかもしれない、と思う毎日である。