先週は、入れ替えに伴うさまざなプロセスで終了した。混乱の中に始まり、様々トラブルをすこしづつ修正し、週末の土曜日には、何とかひと段落となった。様々なスタイルでの活用が期待できそうである、とシステムへの期待が膨らんだ。


しかしその前に大仕事。旧システムから移行という問題がある。残念ながら旧カルテの内容を、新しいカルテで直接見ることはできないので、そこをさまざまな手段でフォローする。と同時に、旧カルテの診療業務を新システムに引き継ぐためには、まずは9月のレセプト業務し(新郎報酬業務)を終了させなければならない。でも、事はそう簡単ではない。


簡単ではないけれど、それをしないと診療報酬は手に入らない。なので、日曜日1日レセプト業務と取り組んだ。旧システムは日立のDrSeedというレセプトシステムであり、新システムは医師会系のオルカである。どちらもレセプト業務をこなすためのシステムであるけれど、違いも大きい。その違いにまだ慣れたわけではないが、でもそれを何とか克服しないといけない。

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10月6日は好天で、昼からラグビー場のそばにでも行ってみようか、それとも草取りでもしようか、と朝から考えていたが、甘かった。8月までのレセプト業務なら、1日もかかることはなかった。しかし、オルカのシステムに慣れないことと、新システムの移行に伴う整合性の調整に時間を要した。

単に移行するだけなら簡単である。問題は当院から提出されたレセプトは、社会保険支払基金あるいは国保連合会へ届けられ、チェックをされる。現在縦横点検なので、外来入院、そして過去の診療、他院との連携などの整合性も確認される。当然適切な病名が、適切な日付で記載されないと、査定減となる。

で、問題となるのは、この病名のシステムが、旧システムと新システムで大きく異なるということである。というよりも、旧システムが病名に関しては独自のシステムであった、ということかもしれないが・・・。

この点を理解するのに時間を要した。そして新システムで整合性を保つためには、病名の整理がひつようであり、そのために私の机には、いま新システムと旧システムのPCが1台ずつ(当然モニターも1台ずつ)、そしてこの私個人用のPCとモニターがならび、このような風景となってしまった。

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さて、少しはこれで疑問が解けたけれど、その解決に至るまで1日かかった。そしてこれは私に限らずスタッフも同様で、あちこちで先週は残業が発生していた。

ちなみに、この窓から遠くをみると運動公園のスタジオの屋根が見える。仕事にようやくひと段落とも思ったいたら、外から陽気な声が響いてきた。どうもラグビーの外国からの応援者の方々のようである。きっと試合も盛り上がり、観客席も盛り上がったことであろう。

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応援に行った友人夫妻からお土産をいただいた。

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さて、今週は先週より少しすむーずにいくといいな、と。そして無事にレセプト業務が完了することを願おう。