グリーンヒルで出産して、朝食堂で食事をすると、もれなくついてくるすっぴん写真撮影と院長の独話である。一部の患者様には不評かもしれない、二度と来るもんか、と思われている方もいらっしゃるかもしれない。でも、なかにはこの話がいいという方も時にいらっしゃることもあり、大体ここ10年ほど続けている。

当院の朝食は朝8時なので、大体朝食を食堂で食べる方々はその時間に集まってくる。で、どうせ食べるなら、楽しく会話が弾むに越したことはないので、その話の話題提供として私が口火を切る形で話を始めたのがきっかけであった。どうせ話をするなら、臨床に結びついている話が、産後の皆様のためにもなるであろうと、テーマを大体4つに絞って話している(黄疸、抜糸、K2シロップ、当院の診療体制)。

話は時に脱線するので、ときにダイエットや日焼けや枝豆の話に飛び火するし、時にはこれらのテーマを聞いて2回目という方もいらっしゃるので、オプションの話もないわけでない。ま、朝食時に院長の与太話にお付き合いいただくようで申し訳ないが、私としては診療の補助の一環と同時に、食堂で患者様同士の会話が進んで、友達作りに貢献できれば、と願っているのである。

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で、この会話の前に行う行事が、皆様の写真撮影である。原則はおひとり様につき1枚である。お産でつかれた、夜新生児にお使いしてつかれた、歩くと痛い、そういういろいろな思いで迎えた朝食時である。心の中で様々思いの渦巻く中で、後日振り返った時に、あの時私は・・・と思っていただければいいなと、勝手に私は思って、写真撮影をするのである。

結婚したての頃は夫婦の写真が多くても、子供ができると子供の写真が中心で、親の写真は少なくなる。そうした中に、お産の頃にこうであったと。

ちなみに、この写真を整理するのは、私ですから、他者の目には触れません。クリニックで撮影した出産時の写真、沐浴時の写真、退院時の写真と合わせて、1か月検診時にお渡しします。ただし、その時点でお子様の保険証とひまわりカードができていることが条件となります。

なかにはやはり表情の硬い褥婦様のいらっしゃいます。しかし、日がたつにつれ、写真撮影にも慣れるとと同時に、産後の新たな生活にも少しづつ慣れて、表情がこなれてくるような気もします。最初からリラックスして、笑顔全開という方もいらっしゃることも事実です。

ま、院長の与太話に付き合う間と我慢いただければ、と願っていますが・・・・・

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日曜日、朝からお産が2件。お産が住むと、天気もいいし、念願の草取りをする。特に裏庭はちょっと草が目立っていたので、少し間引きする程度であるが、草取りをした。

裏庭は基本は、冬場のビオラ、そして芝桜とチューリップ、シャクヤク、そしてお楽しみのアスパラガス、枝豆と続く予定である。草をとると、ようやくシャクヤクの赤い新芽がわかるようになった。

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チューリップも2種類混在してい。で、よく見ると葉っぱの形が違うようで・・・

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幅広タイプと縮れたタイプ

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チューリップもそろそろ咲くかな、と。そういえば、桜も種類によってはもう咲いている。