最近ツイッターでの肖像権の話があった。で、ふと思った。当院では妊婦健診で、超音波検査時に可能であれば4Dで記録し、赤ちゃんの顔が顔らしく見えるようにした写真をお渡しすることがある。これは、いくつかの条件が重ならないとききれいに映らない。顔の前に手やへその緒があってもだめだし、顔と子宮の間に程よい羊水のスペースがないとだめだし、さらに言うなら顔が斜め上位を向いていないとだめだる。

これらの条件を、出来るだけ最適な条件になるようにあれこれすると、結構時間と手間がかかることは事実であり、なので、いつも4D写真を撮るわけではない。妊婦様から要望があれば、撮影に挑戦するが、条件が整わない場合、あれこれやってもできなくて、おまけに時間はかかるし、とあまり私にとってはありがたいことではない。しかし、皆様がそれで少しでもおなかの中の胎児を、自分の子供として認識でるのあれば、と挑戦することにしている。(ちなみに、妊婦様の要望の場合は、きれいに写真がとれれば最低限の料金をいただいているが、撮影できない場合料金はいただいていない)


2020-07-01 09.17.31

これは鑑賞には堪えないが、私の写真で、ご容赦いただきたい。で、私がこうやって乗せる場合、当然私の了承があるわけであるから、OKである。さて、それでは、仮に4Dの胎児の写真を撮って、スマホの待ち受け画面にして、これが私の赤ちゃんよ、と人に説明したとする。この場合、写真の肖像権は、胎児に属するのであろうか?あるいは妊婦様に?

おなかの中の胎児の状態であるが、4D超音波という形で超音波情報をもとに再構築したわけで、直接の写真ではない。おまけに、その時点で外に出てくれば照らし合わせることはできるけれど、おなかの中にいて、生まれるのはもう少し先であれば、当然それから成長するわけで、写真との判定は難しいであろう。

いつの日かその当事者である子供が大きくなって、自分で超音波の写真を見て、これは私の写真であると肖像権を主張するであろうか?現在の超音波の画像印字の方法では、よほど保存をよくしておかないと10年たてば色あせて判別できなくなるかもしれない。それでは当院で採用しているエンゼルメモリーのような形でスマホに動画として残した場合、スマホの記録としてどこかに残せば、動画として保存できる可能性はあるけれど、保存の技術が変わるかもしれないし・・・・。

とはいえ、今の世の中、結婚式の披露宴で、自分の胎児期の写真を披露するカップルがいても不思議はない。それだけ4Dの写真も優れてきたし・・・・。

ま、話のネタに・・・・と。ところで最初の鑑賞しがたい私の写真は、実は、私もようやくマイナンバーカードを取得することにした。そのために自分で撮ったものである。


2020-07-23 05.57.25

水曜日の午後、お産もなかった。意を決して取得に行った。市役所のマイナンバー交付の場所は結構人が多く、にぎわっていた。実は住民基本台帳カードも取得しいるが、これを返納するとは知らなかった。仕方がない、また日を改めて伺おう。

来年にはこれが健康保険証を兼ねると聞いた。またコンビニで各種証明書が発行できるとも聞いた。便利そうではあるが、個人情報そのものがこれにより集約されているわけで・・・・。