2014年12月

 昔のドラマでは、夫婦の会話で、”今日病院に行ってきた、赤ちゃんができてた””そうか、おめでとう”、というような情景があったようなきがする。つまりこの会話のもとにあるのは、妊娠を疑った女性が、産婦人科を一人で受診して、妊娠を確認され、夫に報告する、という図式である。

 決して今もこうした図式がないわけではないと思うが、当院に受診される方々を振り返ってみると、大体妊娠したという場合にはまず検査薬で妊娠を確認して来院される方が多い。妊娠検査薬陽性ということは、妊娠は間違いなしであり、あとは正常妊娠か、異常妊娠かということになる。そこで夫婦あるいはパートナーで受診しようということなるのかもしれない。これは必ずしも、妊娠を継続される方々とは限らない。

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これは当院の診察室2の私の座る側から見た扉の位置である。現在、私の診察は主に診察室2で行うことが多い。画面の右側に椅子がちょっと写っているが、この椅子が2脚あって、そこに患者様あるいはそのパートナーの方が座り、その横に診察机があり、私が壁を向いてパソコンのモニターを見ている、という構図である。

一通り問診を行って、患者様にそれでは内診室にどうぞと伝える。この左側のドアが内診室に通じるドアであり、右側のドアは中待合である廊下につながる進入口である。当院の特徴として、人目につかず内診室に入ることが可能である。廊下側から直接内診室に入るドアも別にある。左側のドアから入ると、内診室の着衣室があって、それに隣接する内診台がある。

着衣室は人感センサーによる自動点灯であるのであるが、入り口にスイッチがあると思わず点灯のスイッチと思って触ってしまうようで、このドアに挟まれたスイッチは、診察室2の換気扇と電燈のスイッチである。お間違いなく。

さてこれまで伏線である。これからが本題であるが・・・。ご夫婦あるいはパートナー同士で座っている方々に内診室にどうぞ、と促すと、女性に引き続き男性も一緒に入ろうとするのである。いろいろな事情を知っていて同席しようとする人もあれば、単についていくということもあるのであろうが・・・。

そこで、私としては、男性に対して、”ちょっとお待ちください。女性が着替えて、内診台に上がったところで、超音波の画面を一緒にみましょう”、とお伝えして待っていただくことしている。

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手前に見えるのが回転式の内診台の背もたれの部分で、この部分が回転して上昇する。カーテンをひいて、その向こう側で私が超音波を操作する。その超音波の画像は、この壁に取り付けたモニターで見ていただく。非常に些細なことであるが、超音波の画像で夫婦で胎児心拍や胎動の様子を見ると、それなりのインパクトがあるようでもある。

しかし、これが常習化すると、いつも内診室にということなってしまって・・・。そこに子供が加わるとまた複雑な図式になるのであるが、それもまた当院の診察室の風景でもある。子供が来た時に活躍するので、このアンパンマンカーである。中には離れがたいお子様もいるようでもある。

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ベビーキャッチャーはどうも失敗した。あまり使っていない。

さてこの診察室もしばらくはお休みである。年末休みに突入である。皆様よいお年を。






一新といってもまだ移行作業が残っており、今朝ようやく壊れたパソコンは梱包された。明日エプソンにお届けするが、年末年始もあり、修理から戻ってくるのは1月の半ばであろう。一部の作業だけ、できない可能性がまだ残っているが、やはり効率が悪いので、修理に出すこととした。

その結果として8.1のパソコンの環境を整えた。願わくば、初期化しなくて帰ってくることを願っているが、どうなることやら・・・。さて、そうなると、さらに眠っているデルのパソコンの作業に取り掛かるか、あるいはその他の整理整頓業務をするか、ということになる。

きっと整理整頓をすれば、とんでもないものが見つかって、お宝出現となるのはわかっているが、作業があまりに大変そうで、気も進まない。それに急ぎのお役所への提出事項もある。

それに車にも乗りたいな・・・と思っていたのであるが、どうも今日は体調不良。睡眠不足がたたったのか、あるいは外来でインフルエンザの方の相手をしすぎたのか、と。まだ幸い熱は出ていないし、咳もないが・・・・。

せっかくの日曜であるが、たぶん今日は部屋で過ごそう、と。

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毎年シクラメンはいただくのであるが、大体枯れてしまう。水やりと、日当たりと、古い花を取り除くという簡単な工程で延命可能なはずであるが、すぐ手入れを忘れてしまって・・・・・。

できれば、来年の春まで持たせたいけれども、どうなることやら。

11月から12月にかけて、些細なことであるが、私の身の回りで様々な変化があった。パソコン、カメラ、車、と。これらは、些細なことであるが、基本的なことであるので、これらが落ち着かないと、仕事が様々な理由で滞る。

パソコンの話はさんざん書いたとおりである。後二つの課題を克服すれば、ようやく修理にだせる。もうしばらく画面が狭いことに対応しなくてはならない。

カメラもニコンには裏切られた思いで、修理に出している。これが届くのいつか、そしてその間の代替え機と急きょ購入したキャノンのパワーショット。問題は、色合いが求めるものとちょっと違うけれども、まこれも良しとしよう。

車。これはまだよくわからない。大体車に乗る時間がそうあるわけではないし、車を使うのは生活必需品の買い出しと、市内の某所で学会がある時の参加のため、のようなものである。気晴らしには、これまで自転車か、走っていた。

しかしこうした一連の事象も、ようやく収まりつつある。というか慣れつつある。となると、その先に控えるのは、という考えたくもないことでもある。

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二階の吹き抜けの窓に近い部分に置いたアボガド。少し苗らしくなってきた。これが結実するのは数年先であると聞いている。二鉢あって、一鉢は日当たりが悪かったせいか、葉っぱが元気がなくなった。一方のこの苗はすくすくと育っている。

寒さに弱いような気がするので、露地植えは難しいような気がするので、このままこの吹き抜けの部分で育てようと思っているが、果たしていつの日か本当に実はなるのであろうか。

さて、いよいよ年末も近づく。外来も年末でそこそこ忙しい。今年は公立の施設は9連休と聞いている。いいなとは思うが、当院で9連休なんて・・・。確かに休みはありがたいが、その結果前後の日が混むのは望ましくない。まして、産科診療となると、長期の休みは私にとっても、患者様にとってもありがたくない。

ということできっと年末も年始も、同じような日々を送っていることであろう。ただ時間があれば、今年は冷たい空気を肌で感じながら、近場を車を運転していることであろう。晴天を祈ろう。

 今日はプライベート。あまりプライベートなことは書かないつもりでいたのであるが、きっと浮かれているのであろうと。

 開業するまで車を運転し、開業するまでの間は福岡と熊本の間を往復していた。しかし、だんだん忙しくなることと、車に乗ってあちこち行くことは不可能な状況であり、私用の車は廃止とした。どうしても必要なときは、クリニックの買い出しの車を使っていた。

 しかし、時に用事がかち合うこともあり、結果として私のほうが優先となれば、業務に差し支える事態も生じる。クリニックの忙しさは、以前よりさらに忙しくなったので、さらに車に乗るどころではないのであるが、ここにきて急にオープンカーに乗りたくなった。

 不思議なもので、最初は1年かけて探すつもりが、だんだん本気になってしまって、すぐにも乗りたいと思うようになってしまった。様々な条件があり、そして私の都合もあり、結果としてこのような車となった。IMG_0133

この寒い時期にどうして、と思わないでもないが、しかしまあ、それはそれということで。IMG_0135

きっと天気が良ければ今からドライブとしゃれ込みたいが、残念ながら外出できる状況ではない。宿題をこなしていたら、新たな宿題が到着した、という状態である。といいつつ、今朝気温4度で走ってしまった。頭を出すと寒いので、亀のように頭を引っ込めて運転して(オープンカーの状態で)いたら、やっぱり寒かった。

高級なオープンカーであれば、シートヒーターに加えて、風の巻き込み予防策と、首のヒーターとあるこであろうが、このコペンにはシートヒーターしかない。でも、風を感じて、空を見上げてのドライブはなかなかである。12月をまさに肌で感じた。


 ここ数日本当に寒い。雪も各地で降っていることであろう。12月だから当たり前といえば、当たり前であるが・・・。寒くなると、外来の立ち上がりが遅くなる。つまり、9時台が少なくて、11時頃が多くなると。ま、今日は休みの前日だからそこそこ多いことは予想されるが・・・。

 先週は、そこそこ忙しく、この調子で週末を迎えると、という一抹の不安があったが、週末は平穏であった。とはいえお産も数件はあったわけではある。個人的ないくつかの事項があり(年賀状、知人の葬儀、車)と年末に向けての諸雑用で、いつのまにやら終わった。車の話はいつか書くこともあるであろう。

 さて今日は悲しい話を。クリニックのオープン当初、クリニックを案内するための目印に、リンガーハットあるいは香味彩という料理屋さんをよく使っていた。そしてその香味彩がこの12月23日(22日だったかもしれないが)で閉店する、と。様々な事情があるのであろうけれども、私としては、目の前のいつでも食べられたおいしい中華がなくなるのは悲しい。エビセン、レタス炒め、と私の好みがあっただけに残念である。いつの日かどこかに同じような店ができることを願う。
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写真は、ここ数日繁忙を極めているその香味彩。きっと多数のファンが味を惜しんで食べに来ているのであろう。引き際はこうもありたいものである。

さて、となると私はどこに中華を食べに行くか、という切実な問題が生じるな・・・。どうも私は着飾っていくということは苦手なので、普段着で普通に食べてというお店で、あとはお値段がそこそこであれば、ということになるのであるが・・・。該当するお店は心当たりはあるが、ちょっと遠くて歩いてはいけない。困った。

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