2015年11月

知人から花の苗をもらった。花壇に種をまいて、一杯できたからと。いろいろな花が咲くと。肝心の花の名前を聞きそこなった。いつ咲くのか、どのような条件で育てるのか、悩ましいところである。

今更聞くわけにもいかず、また花壇から掘り出した状態なので、早急に対応が必要と、寄せ植えにした。さてどこにおこうか?寒さに強ければ、外でもいいが、弱ければ屋内である。

葉っぱの形からすると、ペチュニアあるいはビオラの系統を考えたが、花が咲かないと私にはわからない。ということは、当面は日当たりのよさそうな場所で、様子を見ることとした。

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さて、連休。学会もあったけれど、お産と重なり、行けなかった。天気もいまいちで、ドライブという意欲もない。ここでできることとなると・・・・。そういえばジェフリーディーバの本が2冊届いたのであった。それからビートルズのCD/DVDも届いていた。これらと、部屋の整理で連休は終わりつつある。

私自身が、将来頭も体もきちんとしているためには、頭と体を使う生活を続けること、個人的な興味のある生活を続けること、が必要であろうと思っている。そして、極めてずぼらな生活であるから、必然性がないと何かをしない、という意味では、借金があることも望ましい。

さて、そうした自分のために、走るということを始めたのであるが、クリニック内に気になる方がいると、やはりクリニックを出て走ることには抵抗がある。そこで、自転車こぎを入れたのであるが、どうも膝の負担が大きいようで、ひざの関節を傷めた私には(古傷:前後十字靭帯損傷)無理がある。

そこで以前のピラティスをと思ったのであるが、なかなかとっかかれない。しかし意を決して、少し始めた。以前でもそんなにできたわけでもない。でもやらないよりは、やったほうがいいであろうし、高い山であっても、いつかはその中腹までのぼれれば、と。

気持ちはようやく整理がついた。次は場所である。人様に見せられるようなものでもないし、万が一呼ばれてもすぐ対応できること、ということで院内にそうした場所をようやく確保した。おひとり様専用である。しかし鏡もあるし、ボールも、マットもある。

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さしあたりここを、Tスタジオとする(T字型の通路の部分なので)。いつまで続くかわからないし、果し私の固い体がどこまで動くか、という問題もあるが、まずは作動。


人から教えられたことでもあり、そして自分で学んだことであるが、基本的になよくある病気は、頻繁に誰にでも起こりうることであり、だからこそまず第一に想定すべき病態である。しかし、状態に応じて、あるいは診察所見によっては、それ以外の病気を考えべき時もあり、だからこそ鑑別疾患を想定しなくてはならない。

診断に迷う場合には、頻度の高い、つまりより確率の高い診断とするほうが、無難である、とわかっている。しかし、そこに人の安全という問題がかかる場合には、万が一の想定を考慮し、稀であってもより重篤な診断として、さらに鑑別を勧める、あるいは高次医療施設に相談することも仕方がないと、と思っている。

その結果として、その想定された病気が否定され、結果としてそうした行為が水泡にきしたとしても、それでもそこに安全がかかわることであれば、許されるのではないかと思う。ま、そうしたことが多々あれば、藪医者ということになってしまうのであるが・・・・。

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さてここまでは診断する側の論理である。一方診断される側はどうであろうか。適切な診断であれば、そして病気が治れば、とこれは簡単な話である。

問題は、私はこれこれという病気ではという不安の類である。最近は様々な経緯でそうした話を各方面から目にあるいは耳にすることであろう。テレビ、週刊誌、ネット、・・・と。問題はその情報がどこまで正確であるか、ということであるとと思うが、いったんその話が頭の中に入ってしまえば、私はこれでは、という不安と疑問が渦巻くこととなる。

こうした不安・疑問を解消することはなかなか難しい。私が診察することで解消するのであれば、ということで当院をお越しになって、私できる限りのことをすることとなる。しかしそれでも不安気味の方には、解消されない。ということで専門医あるいは高次医療施設を紹介することとなるが、果たしてその問題は解決されるか、と。

心に起因する問題はなかなか難しい、と改めて思うばかりである。

また私対応に不満があれば、当然主治医を変えるということになる。しかしそうした不安があって、転院される場合、果たしてその不安や不満は転院先で本当に解消されるのであろうか、とも思う。願わくば解消されて、私のことを藪医者だと思ってほしい。そうでないと、不安の迷路に入りこんでしまうことであろう、と。

なかなか診療は難しいものである。

写真は数日前の阿蘇方向。噴煙かなと思わないでもない。

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当院で、妊娠した女性に対するスクリーニング検査は、妊婦健診初回に行う一連の検査(採血検査、クラミジア検査、オリモノの検査、子宮頸部の細胞診検査、超音波検査)、中期以降に行う血液検査・オリモノの検査・超音波の検査などとなる。

これらの検査の中には、自治体から指定されている検査もあれば、そうでなくて私が必要と判断して追加した検査もある。自治体から指定されている検査は、自治体からお金が出ているので、それ以外の検査は、妊婦様の自費の検査ということになる。

ちなみに、この自治体からの検査のお金の出所は、国であると聞いている。国から各自治体に配布され、その自治体毎の懐事情に応じて配布されるので、財政事情が厳しい自治体は、その配布額も天引きの額が増えて少なくなる。不思議な話ではあるが、まこれは自治体の都合であるから仕方がない。それでも私が産婦人科医になったころの費用負担に比べれば、今は格段の開きである(前は2回、それも本当にいくつかの血液検査だけ。それが今は10数回の健診の費用と)

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さて、そうした紆余曲折があり、現在の妊婦健診の初回時の検査項目は多い。そして、そこに私なりの経験があり、これは必要であると判断して検査を加えたわけである。とはいえ、私一人の独断とは必ずし限らず、時折里帰りで当院を受診された方々の検査報告書を見てみると、当院と同様あるいはそれ以上の検査を施行されている期間もある。逆にそれ以下の検査の施設もあるわけであるが・・・。

つまりに安全に妊娠を継続し、出産に至り、新生児への影響を含めて、どこまでの検査が必要か、これは各担当医の考え方次第である。その中で必要最小限が、自治体がお金を出している分ということになる。

初期の検査はスクリーニング検査であるから、広く薄く、かつコストパフォーマンスのいい検査を施行して、リスクがあれば、追加検査となるわけである。こうした中では、最近風疹検査の最重要性が報告され(数年前に先天性風疹症候群が年間30数名報告された)、風疹に関しては、最近はすべての若年女性と、その伴侶である男性に対しても公的補助があり、ワクチン代の負担もある。

しかし風疹に限らず、それ以外の病気でもやはり留意すべきことがいくつもある。ただその中にはわかってもどうしようもないものある(つまり感染であればワクチンなどの予防法のないものがいくつも存在する)。それ祖一つ一つ説明すると、とんでもない時間がかかるし、また中には非常に心配症のお母様も存在するわけで、そうした方々に納得いくまで十分に説明することは、様々な理由で難しい。

ということで、初期の各種検査はできるだけさらりと説明して、異常項目に関して重点的に説明をするようにしている。(ちょっと面倒な感染症の話は両親学級で話をするようにしている)

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実施した検査はあくまでもスクリーニング検査であり、それで異常を見つける、あるいは今後の感染予防に留意する、ということである。と同時に、病気というものの存在を考えるときに、よく遭遇しやすい病気もあれば(嘔吐下痢症や感冒・インフルエンザ)、そうでない病気もある。これらを同等に扱うことはできない。しかし、心配される方は、めったに起こるはずもない病気まで心配をされてしまうと、話がややこしくなる。やはり頻度の高い病気から考えるべきであろうと思う。

またこれらの検査の中には、出生前検査と絡むものがあり、出生前検査の話が絡むとまたややこしくなる。当院で可能な出生前検査は別な機会にのべることとする。

写真は、朝方の東の空である。夕日よりも朝日のほうがゆっくり眺める時間があることと(私がこうしてブログを書いている部屋は東向き)、朝日に対する私なりの想いがあり、朝日関連の写真が多いかもしれない。

クリニックは熊本市の東部に存在し、そこからちょっと上に上がったところに熊本空港が存在する。以前は雨天時に欠航が多かったが、最近は機器の整備によりそうしたことも減ったと聞いている。現在は阿蘇の噴煙かもしれないが・・・。そのためクリニックの頭上を飛行機が通過することも多い。

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朝、空に二本の筋をひきながら飛んでいく飛行機。時刻は6時40分。機内では朝日を浴びながらというところであろう。でも、この飛行機はこの高度だから、熊本空港ではなくて、福岡あるいは本州方向に向かうものである。

そういえば最近は飛行機はとんとご無沙汰である。飛行機に最後に乗ったのは、たぶん開院前だから平成19年あるいは平成18年ごろであろう。東京や大阪に行きたいわけでもない野で、それは苦にならないが、南の方向に向かう飛行機、あるいは南からきた飛行機にはやはり憧れてしまう。

私が心置きなく、南の島に飛びたてる日はくるであろうか、と。まだ当分はお預けである。きっといつか私がそちら方面に乗るころには、飛行場も大きく様変わりしているかもしれない。

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