2015年12月

クリニックの中庭は、基本的に緑である。時に白や黄色や紫の花が咲く。この庭は、設計時の構想に、現実的な選択が加わり(日当たりと散水で一部枯れた)、補正された状態で今に至る。

クリニックの待合室で過ごされる方において、椅子の方向は基本的に中庭の方向を向いているので、カーテンを開けば目に入る光景である。そうなったとき、この庭がそうした鑑賞に堪え得る状態かというと、微妙なところがある。いいときにはいいけれども、悪いときには・・・。

ということで少し庭つくりを考えている。それなりに愛着のある庭ではあるのだが・・・

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下草にフッキソウと熊の手ともう一つ何かあったが、忘れた。フッキソウには花芽がついていた。

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でも少し早いような気もする。

さて、2015年ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。

日本でお産をするために里帰り、あるいは帰国して当院を受診される方々に時たま遭遇することがある。

最近ドイツから帰国された方の場合;
当然のことながら、諸検査がドイツ語で記載されている。私のドイツ語の知識は、喪失しかかっているようなもので、それでも何とか検査項目は理解できた。サイトメガロとパルボとトキソプラズマの検査が施行されていた。また妊婦様への指導として、生肉・生ハム・フレッシュチーズの摂取制限が伝えられていた。

つまりリステリアやトキソプラズマに対する注意ということになるのであろう。確かフレンチポリネシアからの里帰りで、トキソプラズマが検査されていて島国でもトキソプラズマ?と思ったことがあるが、ヨーロッパ諸国ではジビエ料理との兼ね合いで、トキソプラズマへの関心が高いと聞いたような気もする。またリステリアへの関心も高いので、食べ物への制限があるのであろう、と。

インドから帰国された方の場合;
こちらは英語で記載されていたような気がするが、カルテの複写は中の英語の達筆で私は読めない。しかし、英語で紹介状がかかれているので、それでおおよそ理解可能である。こちらもいろいろな検査がされている。ここまで考えて検査しているなんて、すごいと感じた。ちなみに、ムンバイからの帰国で、ムンバイといえばインドのITで有名な都市、きっとそいういう都市にある、有名な産婦人科であるのであろう、と思う。

私自身はムンバイといわれても、インドの海岸線がきれいだろうな、と思うばかりで、映画のボーンスプレマシーをもう一度見ようかな、と思うばかりであった。

ドイツの方はもう日本に帰国されたので、心配は無用であるが、インドの方はまたインドに帰られるとか。考えてみたら、お腹が大きくなって、国際線を乗り継いで帰国することのほうが心配である。早期の帰国を勧めたら、あちらにもあちらの事情があることであろう。無事こくされることを願おう。

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水仙がもう咲いた。1月になってからと思っていたが・・・

熊本市には市電があって、2路線がある。私が小さかったころにはもう少し路線があったかもしれないが、廃止され、今の二路線の状態となった。その延伸の計画があるらしいと噂に聞いた。

土曜日友人と会うために街中に出る。時間があったので、ちょっと寄り道。目的は鶴屋というデパートの地下。ありました、例年この時期にしかありつけない紀文の錦玉子である。正月のおせちは私の場合必ずしも必須ではないが、この錦玉子だけはいつも食べたいと思っている。しかし年末のこの忙しい時期に、街中に行くなんてdとんでもないことで、最近はありつけなかった。

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これは私の知る限り、熊本ではこのデパートの地下でしか手に入らない。二本買ったが、友人に1本渡したので、1本手元に残る。正月のお楽しみである。

街中から、友人と待ち合わせをした水前寺まで、電車に乗った。乗る時に整理券がなかった。あれ?なんと今は150円均一らしい。おまけに、市電の中でも、非接触型のICカードが使えると。そして熊カードはもう廃止されると・・・。市電も変わったな、と感慨ひとしきりというより、浦島太郎のような錯覚に陥る。

しかし市電の中を見回すと、どう見てもこの車体は、私が学生のころに乗った車体と変わりがない。床は木製、外枠は古い金属で、運転手の前には古い運転装置がある。本体は昔ながらのままである。変わったのは、中の広告、料金システム、そして私が年取った、ということであろうか。

年を経ても変わってほしくないものもあるが、変化の必要なものもある。時代の流れの中で、私の元気なうちは、必要とされるクリニックであってほしい、と今更のように願い、そしてそのための努力をと思うばかりである。

歯が痛い、というか、前歯の付け根の部分が痛いとここ数か月感じている。私は口腔外科・耳鼻科が専門ではないが、どうも以前長引いた副鼻腔炎から、上顎洞炎となり、歯髄炎となり、前歯が痛くなったのでと思っている。で、友人の勧めに従い、抗生剤を使用し様子を見て田がやはりどうも痛い。あるいは歯の根元に齲歯(虫歯)でもあるのかと、歯科を受診することにした。

私の仕事がら、診療終了は19時で、土曜日も18時、となると、受診できる歯科は夜間か日曜祭日の歯科しか受信できない。20年前なら不可能な事態であったが、最近は、夜間・休日診療の歯科が近所にある。ということで早速行ってみた。

やはりどうも前歯の歯髄の部分の炎症らしい。ということで、麻酔をして、神経を抜くことになった。神経組織が変色し、感染が疑われたとのことであった。また齲歯は見つからなかったので、担当医は原因不明の感染症と診断したが、しかし感染なら感染源がとこかにあるわけで・・・。

何はともあれ、麻酔をして前歯に穴をあけて、神経根が切除された。で、1週間後に再診と。受診したのが12月25日夜8時、1週間後は1月1日であるがOKと。ということで、新年早々歯科を受診することとした。

さて、肝心の痛みであるが、まだ続いているような…。炎症はそう簡単には改善しない、ということであろうか。ましばらく効果を見ざるを得ないわけである。

休日夜間診療のありがたさを痛感した。ま、当院も似たようなものではあるがが、建前上は夜間診療と休日診療はない。

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友人からいただいた。こうしたものばかり食べているから、と言われかねないが・・・。湯上りがやはりうまい。

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ここ数ヶ月調子に乗って食べ過ぎた。アンパンにしても、シナモンパンにしても・・・。食べないとわからないし、人に勧めるのには、お試しをしないとわからないので、まずは試食が、というつもりであったが・・・。

その結果、腹回りが多くなってしまったことに改めて気づく。最近足(膝)の調子が悪く、走ることも少し控えていたこともあり、運動不足と食べ過ぎである。もともと私の本性は食べることに卑しいので、あれば食べてしまうという基本的な性格である。であるから、食べ物をおかないようにしていたのであるが、最近口さみしいと思ってしまったが、いつのまにやら・・・。

例年この時期はあちこちからいただき物があるが、それもまた・・・。ということで、できるだけ手元に置かないようにしようと決意した。今日も夕方天気が良ければ、走ろうと、決意を新たにする。(とはいえこれもまた繰り返すのであろうが)

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先日私をスキニーつれってを久しぶりに見たせいか、松任谷由実の世界に浸る。で、それからハイファイセットに至って、朝日の中で微笑んでと口ずさむ。

朝のオレンジ色の世界。クリニックの2階の朝の雰囲気、私のお気に入りの時間である。

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