私にとって、電話は猫の首につけた鈴のようなものであると同時に、街角の公衆電話を見かけなくなった今日、大切な連絡手段である。産婦人科という職種上、五男呼び出しがあるかわからない、という強迫観念のようなものがあって、院内電話にしても、携帯電話にしても必需品である。決して最新型である必要はないが、人前で使わざるを得ない状況もあるので、ある程度見栄も張らざるを得ない。
ということで数年前にガラケーからアイフォンに移行した。1年前に、そのアイフォンの電源操作が不安定になり、修理に出そうとしたら、熊本では1か所しか修理できない。おまけにその場所は今の場所から遠い、という事情が判明したので、それなら他のメーカーにということで別な国産メーカーのスマートホンに変えた。つまり、比較的修理が容易で使いやすいものにということにした。たぶん去年の5月ごろ。
アイフォンに伴うさまざまな状況も1年くらいかけて整理し、アドレスも除去した。しかしながら、実はアイフォン以前に、アップルのコンピューターを使っていた時期があり、まだそのパソコンはどこかの倉庫に眠っているので、アップルIDはまだ残っている。(私なりのパソコン史については、それなり歴史があるが、またこれは別の機会に)
この件とは別に、とある件でほしい物ができたので、去年の5月くらいに頼んでようやく今年の1月にものが届いた。その新しいものが届いたのが1月16日、使い方もわからず、悪戦苦闘中であるが、なかなかの優れものであるので、それはそれで満足していた。しかしどうしても解決しない問題が生じたので、あれこれ探してみると・・・・。
なんとその原因はスマホにあった。スマホはそのほしいものの適応の対象外であった、と。驚愕の事実である。
ほしいものを頼むにあたって、アイフォンあるいはスマートフォンが必要であるということは理解していた。新しいスマートホンなら対応しているであろうと、私が勝手に解釈していたのである。しかし、実際にその適応かどうか調べる情報源が私にはなかったので、ものが届いてからしか調べようがなかった、というのが私のいいわけであるが・・・。
さて困った。このせっかく届いたものの性能を最大限引き出すためには、アイフォンが必要である。そのためには携帯を交換せざるを得ないのである。それなら不便な真までこのまま使い続けるのも一つである。
しかし、そもそもアイフォンでないと使えない、と最初からわかっていたら(注文した時期がほぼ同時である)のでアイフォンを修理して使っていたであろうし、今更削除したアップルアカウントを再度作り直す?さらに言うなら、スマートホンをアイフォンに変えるための費用と時間とそして各種設定に費やす労作時間は、いったい誰が負担すべきことなのかと自問自答している。
いっそのことこの話をなかったことにして、昨年の5月に戻せれば、ほしいものも変わったかもしれない。ということで返品して、頭の中から消去できればいいのであるが、そうもいかない。ジレンマである。
似たような話は、いくらでも転がっていると思うが・・・。面倒で、憂鬱な日々となってしまった。
さて、ついにこのアンペーストを開封した。ヨーグルトに乗せてみた。一見チョコレートの様であるが、やはり餡子であった。こしあんである。
チョコレートもカカオから作られるし、いろいろなジャムも果実から作られる。餡子も、小豆から作られるからジャムの一種と思えないでもないが、私の中では餡子は、餡子であって、ジャムではないので・・・。ここにも微妙なジレンマがある。
どうやって食べようか、と思案中。たぶんカロリーの高そうな、餡バターとなるような気がするが・・・。