2016年05月

庭つくりは、私自身がまだ初心者ということもあるが、大体予想通りにはいかない。様々な因子で、結果として、というのはよくある話で、そうした経験で、翌年さらに新たな挑戦をというようなものである、と身をもって体験している。

DSCN1874 (640x480) (2)

さてこれは、裏庭である。最初のころは、手前が芝桜で、奥は芍薬とカサブランカでと思っていた。しかし、その隙間に雑草がはびこり、その手入れが大変となった。そこに、裏道拡張に伴い、花壇削減という話が舞い込み、その整理もかねて、ということで芝桜の配置換え、そのついでに芍薬とカサブランカも配置換えとした。

芝桜も少し広がってきたが、まだ隙間が目立つ。実は芝桜が広がると、雑草も生えにくくなるし、(生えるスペースが減る)という効果も規定している。しかし、この隙間を埋めるように芝桜が広がるのはあと2年はかかるであろう。そうなるとこの隙間に今年もまた雑草がはえるかな、と。

そこで、この隙間にサツマイモを植えてみた。サツマイモの葉っぱが繁れば、雑草も茂りにくいかも、と。おまけにいもでもとれれば、と。果たして構想通りに行くか、これはよくわからないけれど・・・・

DSCN1876 (640x480)

甘い品種で、紅乙女と聞いたようなきもするが、忘れた。

ちなみに、この大震災のためか、裏の道路の拡張整備、そして農地の売買の話はどこかに吹き飛んだようで、まだそのままである。今はまだそれどころではない、ということであろうか。ただその結果として、私は駐車場が不自由なままである。

まだ本格的な梅雨とはいいがたいが、ここ数日雨が続く。梅雨前線のようなものも九州の南に存在するような・・。梅雨入りも近い。駐車場横の田んぼには、苗床がつくられ、新苗が育ちつつある。田植えも近い。

DSCN1877 (640x479)

先週の日曜も、その前の日曜も、そして昨日も、日曜に限って最近お産があるような気がする。そのため私はどこに行けず、となるとできることは、車の洗車、庭いじり、となる。しかし昨日は天気が悪く、他にすることは、と思ったら事務仕事があった。

震災後の復興のために、どのような補修が必要か、そして保険金や補助金は期待できるのか、と。どうも保険は期待が薄い。補助金もライバルは多いし、果たして・・・・。となると、自力でということになる。経済的な問題が一つ。

当然ながら、クリニックの安全、お越しになる方々の安全と、そしてその快適さを優先すべきであり、そのためにどのような補修をすべきかと。単に元の戻すだけでいいのか、今後を考えた対応策を加味すべきか、どうかとも思う。

そのためには、まず被害状況をきちんと見極める必要がある。ようやく一連の調査が終了しつつあるが、まだ最後の建物調査が残っている。これにより補修の方向は決まる。とはいえ、建物をすみからすみまで調べるためには、足場を組んで、逐一見ていく必要があるが、それをして、足場を外して、計画を立てて、ということになるととんでもないことになるので、足場を作った時には現地でその場を未ながら修復をということになる。

さてそうなると、人手と資材の確保が、今から問題となることは言うまでもない。果たして人でも、資材もかくほできるのであろうか、と。そして足場を組んでみたら、予想以上に被害が大きかった、ということもあるかもしれない。現在秋から半年程度で予定しているが、あくまでも予定である。

DSCN1881 (640x472)

最近熊本市内ではタクシーが捕まりにくくなった。どうも、タクシーは保険・マスコミ関係の方に契約で借り上げられていて、そのために街中を流すタクシー自体が大幅に減っているとか。調査と報道とそして解体と建設関係の方々がにぎわっている、という話である。


ここにあげるのは、単に私の好みの問題であって、うんちくを語るつもりはない。そして私の基本は、高くてうまいは当たり前なので、ほどほどのお値段(つまりお手ごろな値段で、何度でも味わおうと思うようなお値段ということですが)で、いつもうまい、というのが私の好みとなる。

そうした中で黒糖饅頭と蜂楽饅頭は、私の中で順位は高い。あといくつか順位の高いものがあるので、それをちょっと話題に、と。

DSCN1861 (640x480)

久しぶりに季乃菓の大福をいただいた。お店は比較的クリニックに近い場所にある。以前は土日もあいていたが、最近は土日はお休みであることと、ここの大福はそのもらった日がベストなので、一日たつと皮が固くなって、半減する。

塩豆大福は、中身は餡子。抹茶大福は、中身は抹茶クリームという代物である。個人的にはここの銀嶺や和三盆のクッキーも好きである。

このお店は、友人から教えていただき、当院の地鎮祭や開院時のデモンストレーションや茶話会などの行事の時によく使わせていただいた。また、今も当院の行事や土産物として使わせていただくことも多い。

黒糖饅頭は私の好物である。素朴な甘さと、一口で入る大きさと、この皮のふかふかした感じがいいのである。

DSCN1858 (640x444)

ただ、この饅頭を手に入れるためには、合志まで行かないといけない。震災後あちこちで車が渋滞しているので、外出はあまりしたくないし、と思っていた。久しぶりに手に入った。ご満悦である。

以前天草の本渡に住んでいたころ、ちかくに黒まん本舗というお店があって、ここもこうした黒糖饅頭のお店であった。歩いて買に行っていた。当時、500円で30個だったような気がする。

時にこの黒まんがたべたいと思うが、本渡はちょっと遠い。と、思っていたら、合志の黒糖饅頭がひょんなことから手に入った。で、以来、お店を見つけて、時に買いに行く。しかしここも合志で、ちょっと遠い。さらに、最近は車の渋滞著しく(震災以来仕方のないことであるが)、あそこまで行こうという意欲が途中でなえてしまう。で、ご無沙汰であった。

いや久々に、満足である。330円で10個入り。このお手頃感が何よりである。

 あの地震から1か月が過ぎ、ようやく事態は落ち着きつつある。それは、場所によっては、その傷跡が大きく、まだ手付かずの場所もある。また建物が倒壊し、すでに解体されて更地となった場所もある。避難所でまだ生活されている方々もまだ多い。

 とはいえ、新たな事態に向かって、変化しつつあることは事実である。正直言うと、次にまた大きな地震が来たときにどうなるかという展望はない。しかし、これは私に限らず、震災の対象地域に居住されている方はみな同様であろう。そして仮に大きな地震が来たとしても、この地でまた再興を期して、という人々は決して少なくはなかろうと思う。そうした人日の意欲、あるいは人間としてのたくましさを、少し感じるような気がする。

 さて、クリニックである。震災の直後の混乱期がすぎ、その対応の時期となった。まず必要なことは、基本的な修復と点検であろう、ということで各施設や機器の点検を依頼し、その点検が一通り済んだ。幸い大きな医療機器の故障はない。しかし古くなっていた内診台やパソコンサーバーはどうもその影響が少なくない。また震災でパソコンのモニターが数台転落し、電子レンジも1mの高さを落下し、損傷し、家具を傷つけた。器やガラスの類は上げるまでもない。こうした機器は補修が必要であり、買い替えが必要である。

DSCN1640 (640x470)


 カーペットも、一部水漏れが生じてちょっと面倒なことになった。建物自体は、表面に多数のクラックが走り、一部外壁のタイルがはがれた。待合室の大理石のタイルも数か所はがれた。こうした建物の損傷自体をきちんと点検しないことには、その補修もできない。そこで建物の点検を居依頼しているが、残念ながら各地で要望が多く、まだ当院まで順番が回ってこない。

 その間にできること、ということで、パソコンのサーバー(当院には実はサーバーは4台存在)、自動ドア、分娩監視装置とその端末、分娩台、内診台、血球計算機、厨房機器(当院は基本的にオール電化)、太陽光発電一式、院内電気系統などの点検がようやく終了した。あとは、空調とその配管、建物自体の構造検査がのこっている。

 これらを踏まえたうえで、手配のできるところから補修開始である。一応秋口を予定し、それまでに外来の待合室の壁は早めに対応したいと考えている。果たしてその予算がどれだけになるのか、とても想像できないが、しかしまあ診療ができるだけありがたいことであるので、ま少しづつ、できるところから、と。

 今回の震災でいくつか学んだこともあり、次はあってほしくないが、それでもいつどうなるわからないのが世の中である。ということで、院内の防災対策も少し変えてみようと思っている。

DSCN1804 (640x480)

目に心地よい緑と白。しかし、この白が飛び散ってしまうのは仕方がないが、掃除をしなくてはならない。

↑このページのトップヘ