2016年06月

 人は誰かから何かを教えられて、新しい世界の扉を開く。最初の手ほどきは、たぶん両親であり、その両親から学ぶのは、基本的なしつけであり、家庭の味であり、考え方である。で、幼稚園、小学校とすすみ、そこで社会生活の一端が始まり、そこでその社会からまた新たなことを学ぶ。ここで他者との比較、嫉妬、羨望、その他も生まれてくるのであろう。

 私は中学高校と寮生活であったので、その寮生活で、いくつかの習慣が身についた。珈琲・早起き・読書・音楽などを友人から学んだ。寮生活という一種の生存環境も学んだ。ただ、当時はスポーツは制限されていたので、スポーツはテニス、バレーボールくらいであったか。

 大学に入り、新たな世界が開かれた。自由度が増したことも大きいが、使えるお金が増え、社会との交わりも増えた。そうした世界の手ほどきをしてくれたのは、当時私が所属したラグビー部の先輩方であった。医学部のラグビー部ではあったが、練習はそこそこにきつく、そのおかげで私の今の骨格はできた。入学当初60kgであった体重が、卒業時は70kgとなっていた。(ちなみに今はさらに増して80kgを超えた。これは単なる肥満であるが)

 大方の先輩方は、普通の先輩で、部活が終了すれば、居酒屋や焼き鳥屋の世界であった。その中に2名ほどちょっとそうした世界観とは異なる先輩が存在した。学年が一つ上ということもあり、親しくさせていただいたこともあり、私にとって、憧れの先輩であったと思う。ジャズや当時のクロスオーバと呼ばれる音楽、焼酎・ビールではなくてカクテルというお酒、公園で飲み友達と開くBBQ、など私にとっては目新しいことであった。当然ながら、その先輩にはラグビーの手ほどきをしていただいのは言うまでもなく、ボール磨きから、スパイクのはき方、戦術的な面まで教えていただいた。

 大学を卒業して、その先輩は他の卒業生とは進路が大きく異なり、お役所へ入省された。私はその後東京に行く機会があれば、時に連絡をして、一緒にお酒を飲ませていただいた。その先輩が、今年の4月に厚労省の医系技官としては最高位に昇格された、ということでそのお祝いが大学のラグビー部を中心に開催された。久しぶりに見る顔がそこにあり、そして先輩の顔を見て、なぜ憧れるのか、と。それは、上に述べたように、わたしに新しい世界観を開いてくれた、憧れの先輩であったのだ、と改めて感じたのであった。

 残念ながら、土曜日は、先輩も多く、少しだけしか会話ができなかった。またの機会があれば、と。そしておめでとうございます。熊本の地から、私は私にできることを、と思っています。

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さてこれは先日いただいた、饅頭。多難る黒糖饅頭かと思ったら、揚げ饅頭で、その表面に黒糖がしみ込ませているという感じであった。内部は熊本名物いきなり団子であった。ごちそうさま。

熊本地震のため、直後の剥がれ落ちた分を片付け、傷んだ部分をさしあたり使用できるようにした。これが1回目の補修で、震災直後に行った。

外来の待合室は、壁の大理石のタイルが数か所剥がれ落ち、ぐらぐらしていたので、おちないようにテープで固定して、コーンを立てた。

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6月1日に調査をすることとなり、その前日にこの剥げ落ちた分をはがして、内部の構造上の柱を露出させ、調査を行い、その表面を仮設の修復材で覆った。

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この赤いコーンにしても、青いテープにしても、ちょっと格好悪いが仕方がない。安全のため、剥がれ落ちそうな分ははがした。はがした大理石のタイルは、割れていないものもあったので、それを補修に使うためにストックした(じつは、同じ型番はもう存在しないので発注できない)

6月15日、補修用の大理石タイルを張り、足りない部分はボードを張った。


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これが2回目の補修となる。まだ、大理石の表面には、固定に使った糊やテープが付着している。固定がある程度完了してから、それらをはがす予定である。

問題は、このボードの部分であるが・・・。いくつかの問題があり、今しばらくはこのままで使用する。予定では秋に2か月ほど補修の予定なので、それまではこのままである。こうやってみていると、掲示用の部分に変えようかな、とも。

本来ならオベリスクにしても、フェンス仕立てにしても、冬場の仕事であるらしい。しかし、私の場合、フェンス仕立てやオベリスクのことを最近知ったので、ま、仕方がない。強引にこの時期にやれば、必ずしもうまくいかないが、それでもなんとか枯れず咲いている。今年はダメでも、来年もうすこしよくなれば、と期待しよう。

どうせ、どこにも行けない私であるから・・。

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黄色いバラも咲いてみて、初めていいな、と思った。ソンブレイユもこうやって咲くと、なかなか八重咲でいいなと思うようになった。

ブラックティーもよく見ると花芽がついてきた。どうやら枯れずに行きそうである。構想は、赤と白のフェンス、オベリスクのピンク、そしてラティスの黄色と固まった。後はそううまくいくかどうか、ということである。


熊本地震による災害に伴い、体調地域に所在する事業所の各種税金や公共料金の納付期限が延長されている。最初はこの意味がよくわからなかった。しかし、熊本地震から2か月が過ぎ6月となり、ようやくその意味が理解できた。

まず、当院(ウィメンズクリニック グリーンヒル)は医療法人 グリーンヒルによる経営であり、医療法人であり、各種の報告義務がある。会計年度は、3月末決算なので、決算後にその財務状況を県に報告し、法人税ほかを納めなければならない。

例年なら5月末までに報告し、税金(国税・県民税・市民税・消費税)を納めなくてはならない。しかし、納付期限の延期となり、その期限がなくなった。私としては、さっさと会計を済ませて、税金を納めて、次の案件に移りたかったのであるが、ちょうど当院を担当する会計事務所も被災したこともあり、各種手続きが遅れ、6月になり、ようやく会計が完了した。ということで、今からまず税金を納めなくてはならない。

税金を納めることも結構面倒で、以前暇だったころは、自分で支払いに行っていた。今はあまりその余裕がないので、銀行経由としている。しかし、その銀行に行くのも大変なので、最近はもっぱら集金をお願いして、その際に同時に依頼している。

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(近江の末廣饅頭。最近いただいた。)

さて、税金といえば、以前の強烈な記憶が私自身には残っていて、この納期には敏感である。以前来てほしくないお客様の第一位、税務署の方が数名、3日ほど滞在されて私に紙を渡していった。これはまったくもって、見解の相違であるが、しかし税務署に立てついても仕方がないので、言わえるがままに払った。で、よく見たら、延滞金がついていた。なぜ延滞金が、と。

その当時の会計年度は入金・出金のあった時で会計をしていたが、本来それは前年度の会計であったので、前年度の会計として処理しなくてはならないと。その結果前年度の会計の収支が少なくなっている。従って、前年度の売り上げが上がり、その結果として納める税金があがり、その差額を支払っていなかったので、その分お延滞税がつく、というものであった。幸いに悪質なものではないので、重加算税はつかない、という税務署側の説明であった。

以来納期には敏感である。こんなことで余計なお金を払うなって、まっぴらである。と同時に、さっさと払うものを払って、次の段階へ進みたいというのが私の気持ちである。

納期がないと、どうもルーズになりそうで怖い。この納期延長は、国が震災の影響を脱したと宣言しない限り、そのままなので、これは少し困った。でも、もっと困ったのは、この納期延長に伴い、社会保険料の自動引き落としが停止したことであった。

5月になり、社会保険料・厚生年金保険料・子供子育て拠出金などの支払いを促す用紙が届いた。なぜこのような用紙が届くのか、疑問であった。支払った、と思ったらまた次が来た。支払ったのになぜ?と思ったら、それは4月分で、支払ったのは3月分であった。つまり、毎月の引き落としが停止したので、その分毎月こうやって届くと。これは面倒である。また私の仕事が増える。

当然こうした保険料に限らず、その他の支払いも口座引き落としが停止されているので、請求書が届くことにある。鋼材引き落としが便利なのに・・。というか、直接請求書だと、また何かのきっかけで払い忘れて、ある日突然延滞金も含めた請求書が届く、という事態が予想されそうで、怖い。

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青いトラクターが登場した。背中の反射板がきらきら光っている。あれこんなのついていたっけ?新車かもしれない。この一帯は数日で田んぼに変わることであろう。

以前はバラには興味はなかった。薔薇という漢字は、こうやってパソコン入力だからできるけれど、正直言って自分で漢字が書けるかというと全く自信がない。

しかし、何らかのきっかけで、バラの鉢を購入し(きっときっかけは母の日のプレゼントである)、たまたま一鉢手元にのこしていた。元気がないので、露地植えにしたら、元気に復活した。これがピンクのバラのシャンテロゼミサト。

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それから黄色のバラを購入した。これはよく名前を覚えていない。

次に、フェンス沿いに咲かせてみようという思惑で、ソンブレイユを購入した。1年たって、枝も伸びてきた。

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そして今回フェンス沿いに赤と白の構想で、ブラックティーを購入した。でも少し元気がない。来年までに元気になってくれるといいが・・・。

しかし世の中は構想通りにすすまないもの、果たして来年の今頃どうなっているものやら。ま、どこにもいけない、私の暇つぶしである。

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