2017年04月

産婦人科、中でも産科を診療を中心に進めるなら、超音波の機器は必須である。なぜなら、妊婦健診にお越しになる方々の主たる目的は、お腹の中にいる赤ちゃんがどのようにしているかをみたい、ということであるから、その状態がきれいに見えるほうがいいからである。

本当に些細なことかもしれないが、里帰りの妊婦様から、前の産婦人科では、よく超音波を見せてもらえなかったとお聞きすすると、当院の超音波機器がそれほどに高級機種であるわけではないけれど、でもそれでもそれなりの画像を提供できると、患者様の評判が上がるのである。

確か、私の知る限り、妊婦健診中に超音波の費用負担のある補助券は、1枚か2枚くらいであったとおもうので、建前上妊婦健診で超音波検査を行う必要性は、その1-2回しかないことになる。外国から帰って来られる方々であれば、それこそ数回しか超音波検査は施行されていない。

今の日本において、妊婦健診における超音波検査は、患者(胎児)情報を得られる必須の機械であるが、私のような開業医にとっては、未来のお母様やお父様と我が息子娘との対面の場であり、だからこそそれを楽しみに、妊婦健診に夫婦でお越しになるのである、と思う。

そうなると、この超音波機械は、その演出のために大切な機会となる。なかでも4D超音波がきれいに見えると、その演出効果は抜群である。という現状から、産婦人科医にとって、超音波機器は大切な商売道具である。

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その超音波機器が、今週の月曜日に突然調子が悪くなった。いったん復帰したが、その後再起動しても不可の状態となった。困った。

それはお子様の画像を見せられない、というサービスの停止という問題もあるが、じつはこうした4D超音波の樹実は、機械自体の性能も大きく充実しているので、この機械が作動しないと、様々な観察が十分にできないということでもある。

GW前のこの時期に、ダウンすると、復旧は難しいかもしれない、しかしほかに方法方はないので、早急にメーカーに連絡して、院内においていた旧型機種を代用品として使う。さすがに10年前の機種では、画質のキレもいまいちであるし、いくつかの機能は物足りない。しかしそれでも4Dが観察可能な機種はこれしかない。

幸いメーカからは夕方に連絡がついて、対応策として、超音波探触子(プローブ)の交換という方法が提案され、翌日午後2時に物が届いた。プローブを交換したら、元通り作動した。プローブが新しくなった分、画像が良くなったような気もしたくらいである。

あとは、私の仕事として、機械を移動して、結線して、再度作動を確認して、と。素早い対応で助かった。やはり機械は壊れるものである。

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さて写真はよそ様のお庭である。人のふり見てわが身を直す、というわけではないが、いろいろな使い方を見てそれから学ぶことは多い。

背の高いものと低いものと、それから色の配置と。個人的には、様々な色がちりばめられる方より、ある程度まとまっているほうが、好みである。あとはそこに高さと季節の配置を考えられればと、私自身は思うようになった。と同時に、その土地のもつ条件(日照時間、風、人通り)なども考慮しないといけないよな、と。まだそこまでの経験があるわけでもない、自分なりにあれこれやってみて、それから、と。

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GWといっても、私の場合どこに行くわけでもないし、単に暦上の休みが続いて、外来診療のない日があるだけのことで、結果として骨休めということかな、と思う。とはいえ、休みが多いので、何かしようという気持ちもないわけではないので、園芸作業と、部屋の整理が2大課題である。

今年は天気がよさそうだからドライブにもとも思わないでもないが、今の阿蘇方面の交通事情を考えると、ちょっとドライブとはいいがたいし、どこかで混雑に巻き込まれるのも嫌だし、となるとやはりこの地で、自転車程度が無難な選択枝かな、と思ってしまう。

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昨日(昨日4月27日)は、黒田医師に少しお任せして、私用をすませる。歯科にいって治療をして、実家に行って犬を洗って、ちょっと散歩。それから母と叔母と父で食事、と。本当は天草に行きたかったのであるが、事情により断念。5月に機会があれば、と。

あれやこれやで、一日が終わる。でも考えてみると、月末であった。ということはそろそろレセプト業務もある。つまりGWはレセプト業務と月末の会計、そしてクリニックの年度末の会計、さらにグループ補助金の作業と気づいたら、やることはいっぱいあった。

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写真は、クリニック隣の畑。牧草用の畑になっている。ふと見ると、オレンジの花がなかなかいい雰囲気である。調べてみると。ミナミヒナゲシかも。あまり評判は芳しくないが、緑のオレンジのコントラストはなかなかいいと思う。

この庭は、現在私にとって、実験的に庭である。予定では、この隙間は芝桜と多年生でとおもっているが、今年はどう考えても間に合わない。そのままにしておくと、雑草が茂るから、さしあたり何かをということで・・・

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花苗屋さんで、サフィニアの色がきれいで、つい購入してしまった。でもポットと違って、露地上だと広がって格好悪くなるような気もしたが・・・。

ついでにこの隙間に、余っていた種をばらまいた。そしてさらにGW期間中に芝桜をこの隙間に敷き詰めるつもりである。で、秋に何らかの球根をと思っている。

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こちらはチューリップが枯れ始めたので、そろそろ何かをということで、手元にあった日日草を植えてみた。たぶんこの場所からすると、日日草くらいの背丈のほうがいいような気もするが・・。果たしてどうなることやら。

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ちなみに、こちらもできればその隙間を芝桜(ピンク)で埋めようと思っている。そして秋には、もう少しチューリップを追加しよう、と。

ただし、である。この庭はちょっと事情のある庭なので、状況によっては撤去ということもあるかもしれない。何も言われなければ、来年、あるいは再来年を目指して、お手入れをと思っている。

こちらは裏庭。芍薬がそろそろ大きくなってきた。

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本来なら、ここは芝桜一色としたいところであった。しかし、昨年、薩摩芋を雑草対策として育ててみたら、芋という副産物も取れたけれど、雑草も減ったけれど、芝桜が結構枯れてしまった。そのため、芝桜構想は一歩後退となってしまった。

GW期間中に、こちらも今ある芝桜を少し分割して、あちこちに広げて、来年、いや再来年に向けて、と。ただそうなると、水仙、クロッカス、百合が邪魔となってしまう。またどこかで余るアマリリスもあるしな、と。水仙は別なところに合流させて、チューリップも合流させて、と思っている。となると、やはりこの場所で、少量育てる場所も必要かもしれない。

あるいは待合室前の中庭に雰囲気が合いそうなものを移植してもいいのかもしれない、などと考えている。どうせどこにも行けない私にとってのGWの楽しい仕事としよう。

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芍薬は、咲くと頭が重たくて、雨が降ることが心配となる。(雨が降ると花弁の中に水が入り重たくなって、頭を垂れて折れてしまう)。バラも、芍薬もそろそろ咲くことであろう。そういえば薔薇のお手入れもGWの課題である。


今年は平成29年。クリニックがオープンして10年目となります。震災による補修工事は、基本的には震災の補修でしたが、ちょうどクリニックの10年目くらいで大規模補修工事が必要かな、と思っていたので、ちょっとそれを早めにやるつもりで行いました。

そうした10年目という観点で見ると、やはりいくつか変更すべきところがまだあるな、とも思います。すべての変更の必要はないでしょうけれども、時の流れに応じて劣化の著しいものは、安全のために変更すべきでしょうし、また社会の変化に応じて、改めるべきところは改めるべきであろう、と。あとは、その中で優先順位ということもありますが、できるところから、ということもあります。

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クリニックの全体の植栽は、私の基本的な意向に対して、松山建築設計室がそれを前提に構築した、というものでした。四季折々に花とそしてその香りがどこからか広がる、というのが私の希望でした。

しかし、考えてみたら、クリニック自体に匂いが忍び込むことはまれで、花もカーテンを開けなければ、見えません。そして、実際にの植栽と、日照権とそしえt虫の害で、変更を余儀なくされることもあり、その結果として玄関周りは形を変えてしまいました。

(本来なら、玄関周りは、サツキが茂っていたのですが、オオスカシバの青虫大発生と、枯れたサツキのコントラストに嫌気がさして、撤去し、石あるいは芝へと変更されました)

中庭は、待合室の方々から目にする場所なのですが、春先はいいけれど、夏場にかけて花が少なく、そのため紫蘭とハナニラを追加しましたが、やはりそれでも寂しいな、と。

そこに去年の補修工事で足場を作ったこともあり、一部の庭木が足場で傷んでしまったこともあり、ちょっと手を加えようということになりました。そこで、できれば、四季を通して花が楽しめるような、庭に変更をお願いしました。ようやくその工事も完了したようです。

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少しでもお越し皆様の、目に優しい風景が広がれば、と。そのために実はもう一つ工事が必要かなとも思っています。

そして。こうした庭のメンテナンスは私には不可ですが、私にできることをということでこっそり秘密の庭つくりも並行して行いました。現在各種の実験中ですが、最終的な構想にむけてGW期間中にがんばろうと、と思っています。

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