2017年07月

夏場は、皮膚が黒いほうが健康的に見えるような気がする。というか、思いこみかもしれないが。シミそばかすの原因であり、皮膚がんの原因であり、日光が苦手という人も多いかもしれない。でも、色白い皮膚でいつも冷房の効いた場所にいます、という感じより、焼けた皮膚で汗を流しています、というほうが健康的でもある。

冷や汗を流すより、運動して普通に汗をかいて、水分を補給して、というのが理想であり、であれば、ゴルフをして焼ける、というのが望ましいかもしれない。しかし、ゴルフの才能はないし、ましてゴルフ場に行ってお産に呼ばれることを考えると、とても行けない。

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ということで、私の日に焼ける最大の要因は、院内園芸作業である。できれば、日差しの強い時間帯の作業は避けたいのであるが、私の作業工程上どうしても午後になる(午前中は、患者さんの診察をして、それからいくつかの書類を書いて、会計の仕事をして、昨日はレセプトの用意をして、と)。で、ご飯を食べて、午後1時。この時間からするのはさすがに無理がある。

で、ビデを1本見て、午後3時。少しはいいかなと思って、まずは日陰の部分で作業開始。しかし、昨日は朝からすでに暑かったので、午後3時では日陰でも十分に暑い。結果1時間ちょっとがいいところであった。ちょっと草取りをして、土を入れて、種をまいて、水まいて、と。

ビデオは先日のスタートレックを見たのであるが、これを見ているうちに、スタートレックの古いほうもみたくなって、ビデオ屋さんに向かう。向かう途中、十分な水分補給をしていた。

作業時間が短く、もう一つの種まきができなかった。最近の新しい試みとして、種から増やす、というのを考えている。冬場向けのビオラの種まきをしてと考えているが、果たしてどうなることやら・・・。

写真は、いただき物の桃である。美味しいけれど、かぶりつく形となるので、顔も手もべとべとなる。ま、たまにはいいか、と。

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もう一つ、いただき物チーズである。大きい。どうやって食べようか、と考えた。で、結果こうなった。

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フライパンにチーズを入れて、ワインで増やして、とも思ったが、ワインはそのまま飲んだ(土曜の夜)。チーズはフライパンで溶かして、と。

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チーズは結構、油が多い。ま、牛乳が元だから、仕方がない。この解けたチーズを固めのパンんに絡める、あるいはカリカリになるまで焼く、すると十分におつまみになる。土曜の夜の私用のひと時にはちょうどよかった。

7月29日土曜日。朝方にお産が2例。外来は、黒田先生にお願いして、私はお産に。そしてお産が終わると、午後の外来を黒田先生お願いして、ちょっと外出。


熊本で開催されている産婦人科関連学会に参加してちょっとべお勉強。子宮頸がんと子宮体がんの取り扱い規約に関するものであった。

次に熊本赤十字病院の開催する病診連携の会に出席して、今どきの熊本赤十字病院の診療の一端を勉強させていただく。産婦人科関連では、子宮頸がんの広はん子宮全摘出術を内視鏡手術で対応する先進医療の取り組みが紹介されていた。ついにこの様な時代になったのか、と。ただ問題は、お金の問題で。先進医療とはいえ極めて高額。よほどいい保険に加入していないと、大変であろう。

それからさらに足を延ばしで、福田病院の創立110周年のお祝いの会に参加する。極めて盛会であり、熊本県の著明な方々も参加されていた。日頃色とお願いしているので最後までと思ったが、お産の人がもう一人待機している状況であり、途中で中座させていただいた。

昨日は街中も浴衣姿の人が多く、何か催し物があっていたのかもしれない。あるいは土曜の夜はいつもこんな調子なのかもしれない。もともと人のにぎわう場所は、苦手であるし、また混雑に巻き込まれて急な対応ができないのは困るし、街中からさっさと帰るけれども、やはりそれでも40分かかる。

クリニックについて、西の空を見るとこんな感じであった。

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時刻は19時30分くらいであろうか。夕暮れで、日も沈もうとする時、そらに一筋の雲があった。たぶん飛行機だ。機内は、オレンジの世界であろう。

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また西の空には半月も浮かんでいた。残念ながら、半月は、このカメラ(アイホン)ではきれいに映らなかった。

盛夏である。連日真夏日が続くし、熱帯夜が続く。私の部屋の冷房も休む暇もなく、働いている。本来なら自然の状態が好きであるが、熊本の暑さは身に応えるし、仕事の効率下がるので、冷房を使うこととしている。


しかしそれでも、時に自然に触れたくなるので、暑いさなかに芝刈りやら、草取りやらをして、汗をかいて、クリニックの木陰で風を感じながら座っている、というのが夏の私の過ごし方かもしれない。

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これは去年の8月の写真である。クリニックの隣のヒマワリがきれいであった。8月中旬まで咲いていた。

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横から見ると、ヒマワリの背丈がほぼそろっている。高さは私の身長より高いくらいであったから、2m前後の高さであった、

今年は、早くから種まきとなり、梅雨前に盛りとなったが、丈が不揃いで、そして台風で倒れ、7月には刈り取られていた。夏のヒマワリはいいな、とわたしも手元にある種を植えて、広げようと画策したけれど、7月の梅雨時の雨で枯れてしまい、種が取れなかった。

ということで、ヒマワリの種をタキイから手に入れた。今からまいても9月にしか咲かないけれど、ま、熊本は暑いからいいかな、と。ということで、この週末は種まきだ。

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短い丈のヒマワリだと思う。チリからやってきた。

前回はキャッシュレスの話を書いた。クリニックの行く末に関係する大切な話であると、思っている。運営上も、そして管理責任者としても。

で、その話を書いて、新聞を見ていたら、車の話が目に入ってきた。自動車も20年後には、ガソリン車がは医師となるかもしれない、と。確かに、電気自動車や水素自動車がそろそろ増えてきたし、また自動運転という話もある。これは時代の流れであり、この流れが変わることはないであろう。ただ、そうして時代が現実になるのが、10年後なのか、20年後なのか、あるい50年後なのかということであろう、と思っている。

10年後ならまだ私も車を運転しているかもしれない。20年後は微妙なところで、50年後はたぶん生きていない。

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私はモータースポーツにはまったことはないけれど、大藪春彦の”汚れた英雄”には魅せられた。(映画の草刈正雄は格好良すぎた気はするが)。自分にはその才もなしひ、度胸もないが、そうした影響もあり一時期中型二輪にまでは乗った。4サイクルエンジンの振動と、そして排気音の奏でる音が好きであった。

最近昔乗れなかった夢を果たすということで、オープンカーに乗ることとした。ほろを下げて走ることの気持ちよさは、風を感じ、周囲の匂いを感じ、そして背中から響くエンジンの音を聞くことにあると、と思っている。暑いのに何でオープンにして走るのか、日に焼けるし、と思わないでもないが、それでもやはりその方が心地いい、と私は思っている。

2017年の現時点で、私の手の届く範囲で、電気・ハイブリッドなどでのオープンカーはまだないと思う。極めて高額なものはあるかもしれないが、それは私の範疇外である。でもいつかは、こうした車も電気となるかもしれない。となると、あのブオーンという排気音を聞き、感じることのできる車に乗れるのは、ここ数年ということになるかもしれない。

当然20年もたてば、私自身が高齢者で免許を返上しているかもしれない。でも、お金にしても、車にしても、そして様々な身の回りのことにしても、ある程度自分なりに自分の頭で考えて使うことが、長く使うコツではないかと思っている。トラブった時にも、まず自分の頭で考える。これを怠ると、ぶっらくボックスが増えて、わからないことが増えるばかりである。

ま、私の頭であるから、今更新しいことを仕込むのは難しいであろうから、今ある中で、今後も使うものを取捨選択して、使うものはできれうだけ長く使えるようにと、と心がけたい(逆に言えば、使わないものは、そろそろ捨てるべき時でもある)。

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写真は、天草の五和の通詞島から。下の写真は雲仙方面を眺めるので、有明海にになるかもしれない。上の写真は西を望むので東シナ海になるのか、と。

最近、キャッシュレスの話を聞く。そして銀行の方からも、時代の流れで、キャッシュレスの方向へ向かう、と聞いた。(実際の銀行の取り扱う現金の量が減っている、と)


時代の流れでそれはそれでと思う。また現金を持ち歩かなければ、落とすことや、盗難の機会も減るかもしれない。ヨーロッパでは、高額紙幣は出回らない、という話も聞いた。


ということは、医療もその流れに乗るべきであるのか、と。確かにクリニックの受付から、会計という業務を減らせば、一つの悩みから解放されることになる。受付がもっとスムーズになるかもしれない。


ただし、今の当院の会計は、現金のみである。諸事情によりカード払いはお断りをしている。これはカードにするとと、その端末の設置という問題、現金とカードの混在することにより生じる会計の煩雑さ、などを考慮し、カード払いは取り扱わないこととした。

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でも、私個人に関しては、キャッシュレスにすると、お金への感覚が希薄になるような気がする。その結果お金に執着しなくなることはいいかもしれないが、いつのまにやら余計なものを一杯購入して、支払いが増えても気にならず、いつのまにやら借金生活。それでもカードが使えるので、借金していても生活を続け、いつのまにやら支払えない額がたまって、破産、というような気がして・・・。

借金を支払うということは、時にその人が仕事を続ける大きな原動力となるし、実際今の私はそうなのである。クリニック設立に伴う、様々な借金があるから、それを20年のローンを組んで、返す。これが、開業時の基本的な計画であり、その借金を返すためには、堅実な経営が一番でああり、まじめに働くべきであると思っている。

そしてその借金も含めた、当院の経営状況を一番知るためには、当院の会計の流れを知っておかないと把握できない。実際の経営状態を知らなければ、帳簿上はもうかっていても、実際に動かせるお金がない、てなことになりかねない。

つまり、私個人が、グリーンヒルに存在し、院長であり、かつグリーンヒルを経営する法人の理事長である間は、医療的に、経済的にも、そして物理的にも(施設維持という観点)安全であることことが必須であり、そのためには現金主体であるほうが望ましい。

しかし、時代の流れでキャッシュレスの波が押し寄せたときにどうするか、と思わないでもないが、その時には私はリタイアしているに違いない。ただ、その場合、私個人の生活はどうなっているか。

写真は、寿芳窯のところにある、旧宅 上田邸。与謝野晶子も宿泊したとか。セミの声の響く場所である。

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こちらは、本渡の黒まん。昔好きだった。久しぶりに食べたら、少し味が変わったように感じた。変わったのは、黒まんなのか、私なのか。

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