2018年05月

現在バラは、あらかた咲き終わって、その次の花芽が大きくなりつつある。で、水曜日、手術もなく、ちょっとお手入れをしていると、そのつぼみにぶつぶつがいっぱいついている。よく見るとアブラムシであった。大量発生である。あわてて、薬剤散布である。

果たしてレスキューできるかどうか、よくわからない。また、さらに別のバラもつぼみが食べられていた。新芽やつぼみは柔らかくておいしい、ということであろう。

調子に乗って、バラを増やしすぎてしまった。子のすべてのバラに薬剤散布をするとなると・・・・。でもいったん植えたものを除去するにはしのびないし・・・

ま、アブラムシにしても、蚊にしても、自然の営みといえば、営みであるしな・・・。あとはどのように私が対処するか、ということではある。それに、順調よりも何かトラブルが発生するほうが身につくし、と自分を励まして、さて、早朝のバラのお手入れでもするかな。

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こちらは、まだアブラムシのいないバラ。時間の問題かもしれないが・・・。

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このオレンジのバラは、サンセットという名前が一部についていたので、ロイヤルサンセットかもしれないけれど・・・。こちらにもアブラムシはいないが、これには別な虫が、巣を作っている。こちらにも散布と。



基本的には、外の空気に触れることが好きである。農作業も心地よい。車もオープンカーに乗るのも、そうした理由である(ただし、真夏日にオープンにして走るのは、自虐的行為というか、自傷行為のようなものであるけれど、頭の上に広がる解放感はすべてに勝る)。

基本的には窓を開けて生活したいのであるが、しかし、一つ困るのが、蚊である。私の部屋は4階であるから、蚊は来ないと思っていると、時たま夜中にプーンという音とかゆみで目が覚める。そこに蚊の存在は明確であり、そして私の皮膚には蚊に刺された跡が明らかにある。(ちなみに、窓を開ける際には、つねに防虫用の網戸は使用している)

さてそうして目が覚めると、後が大変である。眠れとしても、かゆみが気になり、そして耳元で蚊のプーンという音が。というこで、それから蚊との戦いが始まるのであるが、1-2匹の蚊を仕留めても、まだ残っていることもあるし、またそうやって格闘すれば、目も覚める。

で、結局24時間90日連続の蚊取りを用意することになる。そしてそれ以来、昼間のよほど風の強い日でないと、窓は開けられない、ということになる。ということは、冷房機器の使用が始まるわけで、いまから半年そうした日々が続くことになる。

なお、当院の環境は、周囲が農地であるけれど、調整池という水辺の存在があり、蚊の発生に適した場所があるので、この蚊の問題は避けられない。ということで、患者様にも窓の開放はお勧めできない。

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さて、燕の巣であるけれど、最近子燕の姿がないような。巣立ったのであろうか。

この場所は、下に何もない4階の軒下のようなものであるから、ここから巣立つということは、飛べないと真っ逆さまに落ちてしまうわけで・・・。でもこのしたの部分に糞はまだ残っていても、鳥の姿はないので、たぶん巣だったのか、とおもっている。

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こちらはそろそろ刈り取の近い麦畑。畑の中ほどに、どうも小鳥が巣を作っているような・・。雀、あるいは燕かも<と。


当院で出産を希望される方には、当院での分娩予約の申し込みをお願いしています。これはあまり過度の特定の時期に集中すると、当院の能力をはるかに超える事態となることが予想され、その回避策として分娩制限を行う、というものです。

ただし、最近は、スタッフの習熟度が進み、当院の対応能力がやや向上し、分娩制限を実施することはあまりなくなりました。とはいえ、状況によってはあり得ることも事実です。

また予定の帝王切開においては、手術ための様々なやりくりが必要であり、そのため特定の時期に集中しないように、分散する必要があります。急手術であれば、その時点でということになりますが、予定帝王切開であれば、当院での手術予定日は水曜土曜でお願いしています。どうしてもやりくりが効かない場合、その他の曜日ということなりますが、当院のメインの医者が私一人という現況では、そのしわ寄せが外来と私に及ぶので、できればどうしても必要時に限るととしています。

また当院では対応できないような合併症や既往がある場合、当院(というか私の技量)で対応可能であれば対応させていただきますが、基本は高次医療施設を紹介しています。せかっくお越しいただいた方には申し訳ないのですが、それでも他院での出産が望ましい場合には、早めに紹介することとしています。

中には当院で、ぎりぎりまで妊婦健診をして、それから里帰りをされる、、という方もいらっしゃいます。これは皆様それなりに事情があることは理解できるので、それはそれなりに、と対応しています。しかし、当院の診療方針と、帰省先の診療方針が必ずしも一致するわけではないので、なんらかの合併症や異常がある場合には、早期に里帰り先に確認することをお勧めしています。

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当院のように一人医師であれば、現在土曜の午後以外は、私が診療しているわけですから、帰省後の診察回数が少なくても、どこかでお会いするでしょう。そして当院においては、基本的に出産には原則として私が立ちあうので、いきなり当直の医師がお産を担当することはありません。

しかし、複数の医師が存在する場合、少ない診療回数ですべての医師に会うことは不可能でしょうし、また、外来で、診てもらった医師が、かならずしもお産に対応するとは限らないことでしょう。里帰りの場合、受診回数が少ないので、お互いの接点が少ない場合、ちょっとそこが不安かなと、と思います。

私を含めた当院スタッフと、当院を受診される妊婦様とのあいだでの、お互いの信頼関係の構築は、診療の基本であり、そこがおろそかであると、お互いの意思疎通が大変であったり、不安が増したり、ということになりかねません。

なので、当院では、まず自分の目で当院を見て体験して、それから当院で出産をするという結論に至れば、空から申し込みをとお願いしています。信頼を寄せる方からの紹介であったとしても、あるいはネットでの評判が良かった(あるいは悪かった)としても、まずは自分の目で確かめて、と。

大切なことは、やはり自分で確認する、これは医療に限らず、すべての事態において、可能ならそうする、あるいはそうすることをお勧めしています。その眼鏡にかなわなければ、選択いただけないことも仕方がないし、当院の力不足であると思います。

なので、遠方の方で当院で2回目以降の出産であれば、電話で分娩予約でもOKですが、初産の方であれば、基本は一度受診していただいてから、と思っています。


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熊本のようやく梅雨入り。隣の田んぼでは、苗床が用意され、新芽が伸びてきています。1-2週間後には田植えかな、と思うのですが・・・。

私は産婦人科専門医である。たしか、私の場合、制度創立以前に産婦人科医であったので、その専門医の資格取得は、既得権のようなものがあり、いくつかの条件を満たせばよかった。で、問題は、その更新である。更新できなければ、専門医を名乗れない。

私の場合、一開業医であるから、専門医が必要かという根本的な問題はある。しかい、いつの日か私がグリーンヒルを離れて、南の島を目指すとしたら、その際の飯の種になるかもしれないから、やはり資格は持っていないと・・と思う。(南の島に、日本語しか話せない産婦人科医の働く場所があるか、という問題はあるが、ま、それはさておき)

専門医の更新のためには、既定の条件がある、その中のいくつかは臨床で医療をつづければ、その条件は満たす。問題は、講習会の参加義務である。既定の講習会の参加がそれなりに必要であり、これは産婦人科専門医に限らず、母体保護法指定更新においても必要である。

最近は、e-learningなるものがあり、PCで、部屋で履修単位を取ることもできる。これは産婦人科開業医の特殊性(クリニックを離れられずお産に従事する)に考慮しているかのも知れないが、他分野でも可能と聞いている。

医療の知識の更新と確認は、医療を続ける以上必要なことであり、こうしたe-learningや講習会の参加は必要なことであり、私としても、そうした機会があれば、参加することにしている。必須講習会の場合は、代理の医師を確保して参加するけれど、いつも確保できるわけではない。なので、そうした場合に、何かが重なれば、参加を断念することも仕方のないことである。

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さて、そうした講習会であるが、最近は講習の開始と終了時にチェックが入る。昔の学生時代の講義のようなもので、開始に先立ち、バーコードでカードを読み取り、終了後にも同様の操作が入り、その結果として参加が認めれる、というものである。

昔々(私が大学時代頃)、講義の終わりがけにこっそり後ろからはいって、履修票だけもらう、とか、最初に出席して、後ろから途中で抜け出す、などの行為の覚えがないわけではないが、たぶん今は学生の講義もこうした感じなのであろうな、と思わないでもない。

早起きの私であり、はやければ夜8時ごろ眠たくなる私には、夜の講習会に参加して、帰ってくるとどうしても21時を過ぎる、それからあれこれ後始末をすると、就寝は遅くなる。こうした講習会に加えて、参加義務はないけれどという講習会があり、さらに恩義のある病院群の病診連携の会があり、そしてお付き合いの医師会の懇親会がある。

できれば参加せずに、ここでゆっくりしたいけれど、そこにはお付き合いがあり、そして日頃の診療を円滑にするためには、と何とか参加する。でも、やはり診療と、こうした講習会やお付き合いの参加は体力の消耗を招くので、必要最小限にと心がけている。

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昨日は日曜、朝から爆竹がなり、あさから小学校に向かう姿も多かった。幸い天気も良くて、無事済んだことであろう。

私は朝かのお産の患者様が1名、なので、クリニック周りで園芸作業にいそしみ、時間を過ごした。

実は私は早飯食いである。いつもほおばって、大口で、よく噛まずに流し込む、というスタイルである。これはどうも変わらない。酒を飲むときには、酒に手が伸びるので、その分食べるスピードが落ちるけれど、早飯食いである。

よく噛んで、味わって食べるべきである、とわかっているのであるが・・・。たぶんこの食習慣は、中学校高校の寮生活にある。成長期の食べ盛りのころにたくさん食べるためには、他人様より早く食堂に行って、さっさと食べて、御代わりをして、とそれを繰り返していた。その6年が身についてしまった。

今はできるだけゆっくり食べようとしているが、気づいたら大口で流し込んでいた、という場合が少なくない。

というわけで、早飯食いである。そんな私であるが、私よりさらに早飯食いの人に一人だけあったことがある。その人は、私が言うのもなんであるが、早かった。酒も飲まないから、ひたすら食べる。だから早いのであるが・・・。

たしか早飯食いは、肥満にもなると聞いたような気がする。ということは、私より早いその人は、と思うけれど。その人は以前と変わらぬ体型を保っているので、きちんとトレーニングをしているのであろう、と思う。

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大体食べることの嫌いな人はいないと思う。甘いものが嫌いな人も少ないであろう。

私の場合、基本的に好きなのであるが、あると食べるし、そして太ってしまう、という悪循環なので、現在はそうした甘いものは、身の回りにおかないようにしている。また蜂楽饅頭とか、羊羹とか、アイスクリームとか大好きだであり、時折差し入れとしていただくわけであるが、これもまた手元にあるととんでもないことになるので、できるだけ受け取らないか、ふたを開ける前にさっさとスタッフに渡すようにしている(ふたを開けると、思わず手が伸びてしまう)。

問題は、酒を飲んだ場合である。酒を飲んで抑制が外れると、過食になる。昔なら、酒飲んだ後の〆でラーメン・うどんであった。いまは〆は甘いものをさがして部屋の中をうろうろしてしまう。困ったものであるが、これもまた私であり、週1の酒飲みは今や私の数少ない娯楽(夕食の用意から酒飲みまで)なので、今しばらくはやめられないことである。

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これは院内にある、樹木。花が咲いていて、もう少ししたら実がなるような気がする。なんであったかな、と。

あとほかに変わらいのが、音楽と本である。若干好みの系統はかわったけれど、今も昔聞いていた音楽の延長上である。そして時たま無性に本が読みたくなる。この場合の本は、結構昔の小説を読み返していて、相変わらずのジェフリーディーバと浅田次郎を中心とした世界である。こちらは大体この10年くらいの傾向であるけれど・・・

さて、今日は天気がいいので、バラと芝の手入れかな、と。

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