2019年02月

ウィメンズクリニック グリーンヒルは、私的企業であるので、皆様からの好意は暖かくいただくこととしています。出産に伴うお祝い、退院時のお祝いということで、昔から、産科病棟には食べ物が多く、研修医時代、食事を食べそこなったときには産科病棟へ、というのが定石でした。


ただ、最近の世の中の流れで、そうしたお祝いの気持ちで物をいただいても、公的施設では受け取ることができないと聞き及んでいます。企業のモラルとして、そして診療行為に対する適切な報酬として、ということであろうと思っています。しかしながら、お祝いの代物であり、気持ちの問題として受け取ってもと思わないでもないのですが、なかなか線引きが難しい以上、仕方のないことかもしれません。

当院でもやはりそうしたことでいただくのですが、基本的にはハードワークの職員への感謝ということで私あるいはスタッフが受け取り、私あるいは職員の胃袋に消えていくであろうと、了解しています。

ただし、私の場合は、以前にも記載したように、甘いものは好きですが、食べだしたらやめらない悲しい性であり、糖質制限を掲げる以上、基本的には現在甘いものは受け取りを控えています。置いてあると食べてしまうという性格なので、受け取らない、受け取ったら友人に渡すことを心がけています。

でも、もう一つ困った癖がありまして、なんでも一度は挑戦する、こととしています。美味しいかどうかは食べてみないとわからないし、美味しいかどうかわからないものを人にすすめるのは無礼である、という理屈をつけて、結局もらったものは食べてしまう、というだけのことですが・・・・

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ということで最近これをいただきました。呼吸チョコ?流行に疎い私には、さっぱり?ネットで検索すると、大阪のお菓子とか・・・。確かに食べだしたら、とまらない。

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こういう物もいただきました。

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でもこちら方がいいかな、と。

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そしてこちらも。これは今晩の私のお供に、と思っています。そしてお酒が入ると、きっと甘いものにもまた手が伸びて、そしてまた私の糖質制限は遠ざかってしまうな、と。

つわりばっかりはどうしようもない、というのが正直なところである。食べて、はいて、また、食べてとできる間はいい。あるいは水分はだめだけど、ご飯は食べられる、という人もいい。でも、ぐったりして、何も食べられない、何も飲めない、となると・・・・。

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人間は体の中に、予備のエネルギー源を蓄えている。糖質(グリコーゲン)の蓄えはそう多くはないけれど、グリコーゲンを使い果たした場合には、脂肪から糖を産生する回路が作動するので、今しばらくは大丈夫である。というか、この理論をもとに、私の体重減少プログラムがある。(糖質を制限して、運動を続けることで、脂肪を燃やすということである)

ただ、水分はどうしても必要なので、水が飲めないといわれるとこまったな、と。水が飲めない場合には、補液ということになる。補液のめどは1000ml程度であるけれど、そうなると点滴する時間が2時間以上必要になる。

また体重が大きく減った場合も、困ったなと。体重がへるということは、脂肪が燃やされていることを意味する。脂肪がまだ残っているようなふくよかな人であればある程度はいいかもしれないが、元々細身の女性であれば、10%以上の体重減少だと倦怠感著しいことが予想される。なので、そうした場合には入院を勧めることとなる。

ただし、入院といっても、最低必要減の水分と、静脈ルートで投与できるカロリーはそう多くはないので、弁当1食分の糖質の投与と十分量の水分しか投与できない。中心静脈路を確保すれば大量のカロリーを補充できるが、中心静脈路経由の投与は当院では不可であり、その場合高次医療施設を紹介することとなる。

入院の場合、最低限のカロリーと水分の補充で、あとはご本人様の体調の軽快を期待することとなる。時間の経過とともにピークを過ぎていくことがおおい。なので、退院の時期は、ご本人様の体調で消え決めていただくこととなる。

つわりは、基本的に妊娠初期の体調不良と食欲の低下、体重減少などの症状を呈するものである、というように理解している。

しかし、世の中には、食べつわりというものがあるようで、胃の中に物がないと気分が悪い、とこの時期に過食に走る方もいらっしゃる。しかし、当然過食に走れば、本来の体重以上に体重が初期に増加するわけで、その付けは後々までついて回ることになる。初期の妊婦健診時にそのような傾向のある方を時に見かけて、体重増加を注意するのであるが、残念ながらその注意を守るよりも、どうしても気分不良という症状のほうが強いようで、残念ながら体重増加が10kg以上となる人は少なくはない。

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不思議なことに、ピルを服用する場合、服用を始めた最初の1-2か月に吐き気や気分不良を訴える方が多い。そしてその吐き気のために、断念する方もいらっしゃる。

妊娠初期のつわりと、このピル服用の時の吐き気は少し相通じるものがあるような・・・。なので、1-2か月もすると慣れてしまうのである。

また、昔大学病院で働いていたころ、抗がん剤を使用する際に難治性の吐き気と嘔吐で悩まされることがあった。で、しばらくして、そうした嘔吐に対する極めて効果的な薬が見つかり、その薬がよく使われるようになった。

なので、これらの薬を悪阻に使えば効果的ではないか、という話も出たような気がする。しかし、妊娠初期の薬剤の投与に関しては慎重に行かざるを得ないため、これらの制吐剤はまだつかわれていないと思う。

ということで、やはりつわりの方には、当面の対症療法と時の経過を待つしかない、というのが正直なところであろうか。とはいえ、そうした症状で苦しんでいるのは(食べつわりの人も含めて)妊婦様自身であり、私(男性)としては見守り、適当な時期の医学的介入しかないよな、といつも思っている。

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写真は数日前の寒い日の朝。東の空を見て日の出まで、と思ったが、冷え込みが厳しくてあきらめて、部屋に戻った。阿蘇のふもとに、風力発電の風車が並んでいる。

裏庭を見ると、立派な霜柱が並んでいた。寒いはずである。そして、この寒さの中、芽を出しつつある―リップ、クロックスにエールを送る。春そこまできているかな、と...

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院長(私;西村宏祐)は、開業以来自分にため込んだ脂肪を減らすべく、運動と糖質制限を開始して、はや半年。4kgほどは減ったけれど、それからはうまくいかず、目標の80kgの壁を突破できない。


いくつか理由は考えられる(というか、言い訳であるけれど)。まず、基本は自分をある程度律する強い心が必要であるけれど、元々軟弱な私であり、何か理由があれば、少しでも回避してしまう。今日は疲れている、とか、お産の待機者がいる、とかの理由で運動をさぼる。今日はお疲れだし、甘いものなどをと考えてしまう。

また糖質制限をすると、個人的に飽きるのである。卵かけご飯をたべたいとか、鍋の〆の雑炊をたべたいとか、そして蜂密饅頭やチョコレンガを食べたいといったん思ってしまうと、大変。

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そしてこれも性格的なところであるが、もったいない、と感じるので、食べ物は最後まできちんと食べると。これもまた困ったもので、冷蔵庫に何かがのこっていて、廃棄されそうなら、きちんと食べよう、と思ってしまう。

そして週末の夜、ちょっとお酒が入ると、抑制できなくなって、あちこちスイーツを探してしまう。あさましい自分であるけれど、ま、これが本性であろう。みつけたら、心行くまで食べてしまう、と悲しい結果となる。



(なので、実は妊婦様に体重制限を指導しながら、我が身はこのありさまであるけれど、それはそれ、仕事は仕事とわりきらないと、自己矛盾が露呈してしまう)

ということで、基本的に自分の手元に置かないようにしているし、お菓子をいただくと基本的にはスタッフに分けるようにしている。しかしそれでも時に好物が届くと、思わず受け取ってしまうわけで・・・。

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昨日、そこそこ忙しく、病棟に上がると19時を過ぎていた。院長に退院した患者様から預かり物があります、といわれて袋を見ると、チョコレンガが1個。しまった、見てしまった。思わず受け取ってしまった。

受け取ってしまえば、その行く末はわかりきったことで・・・・。

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ちなみに、チョコレンガは、光の森にあるお菓子屋さんのチョコレートでコーティングされたケーキである。極めてシンプルなケーキであるが、以前患者さんにいただいて、以来好物となった。これをほおばる瞬間は至福のひと時で、時に木いちごに出かけて、これだけを購入目的に通ったこともある。

しかし、当然糖質制限なので、最近は控えていたのであるが・・・・。困った、なので早く食べてしまおう、と考えている私である。

院長への差し入れありがとうございました。




2月9-11日の連休は、おこもりの日の連続であった。前日からの課題の解決されないまま、あらたな課題が持ち込まれるという感じで、ようやく解決して、すっきりしたのは、11日の夕方。おかげさまで、この連休中に病棟はなかなかにぎわったし、私もいくつかの懸案事項も片が付いた、と考えれば、おこもりしたことも良かった、と考えるようにしている。

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連休中、少し庭のお手入れもできた。裏庭も、よく見るとこうであった。

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これは本来1年物の咲き終わったチューリップを土あげして、去年に埋めたものである。なので、咲くかどうか美容なところであるけれど、咲けば儲けもの、と。色は私好みの一色である。数だけは結構あるので、咲けばそこそこきれいかな、と。

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こういうものもちょっぴりある。こちらはクロッカス。2種類あるけれど・・・・

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こちらは中庭の蝋梅。蝋梅の葉っぱもようやく落ちたと思ったら、蝋梅も盛りを過ぎた。でも、まだ香りはかすかに残っている。

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昔植えた、千両(万両?)がまだ残っていた。

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もっと早く気付けば、正月用に使えたけれど・・・。

まだまだ寒いけれど、季節はすこしづつかわりつつあるな、と。感じた連休である。

ちなみに、11日の夕方は、珈琲豆を求めて、夕方ちょっと外出。私の場合、珈琲と紅茶は定番品でこれがないと、一日落ち着かないという代物である。切らさないようにしているけれど、切れてしまった。紅茶は通販で届くけど、珈琲はそうはいかない。仕方がないので、夕方長嶺界隈の自家焙煎の珈琲屋を探す。(個人的に深煎りより浅煎りのほうが好きなので、どうも、蔵人珈琲やスターバックスは続けて飲むのは苦手である)。3軒探して、2軒はお休み、1軒は開いていた。

2月9日 土曜日の午前中、診療中眠いな、と感じていた。考えてみたら、朝方に2回お産があった。通常なら、そうした場合には昼寝で十分に休息をとるのであるが、土曜日で帝王切開の予定があり、そうもいかない。でも何とか帝王切開も無事終わった。病棟には分娩待機者もいるが、午後の外来はさしあたり青木先生に任せて、趣味の料理をと始めたのが16時頃。

今回は料理といっても、お取り寄せのもつ鍋なので、材料を切って、(ゴボウは水にさらして)、のせて、ぐつぐつとするだけである。ちなみに、私の場合ものもつ鍋のメインは、キャベツとゴボウと味の染みた豆腐であって、モツやニラやチャンポンはサブキャラである。

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もつ鍋は、今回醤油味を選択した。

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唐辛子も苦手なので、私は使わない。この写真のタイムスタンプは16時35分である。で、今から切ろうとしていると、病棟から呼ばれた。お産の方が、帝王切開を希望と。破水で入院となり、2日間誘導しても分娩が進行しないので、今から帝王切開をしてほしい、という申し出である。

患者様とその家族と面談をして、では帝王切開をしましょう、と決めたのが17時ごろである。となると、スタッフの確保が必要で、麻酔科医師に連絡し、青木先生に残業をお願いして、18時30分に帝王切開を執刀しましょう、と決めた。

帝王切開の前に外来が終わるように、と外来のお手伝いをした。実はこのときこの帝王切開以外に3名の分娩予備の方がクリニックに滞在されていて、その内の2名の方の分娩が進行しつつあり、帝王切開と重なるかもしれない、という一抹の不安があった。

18時なので、そろそろ帝王切開の用意をと思っていたら、帝王切開予定の方が急速に分娩が進行し、そのまま生まれた。帝王切開中止の連絡をして、産後の対応をしていたら、待機者の方のお産がそれから立て続けに2例。終わったら、20時を過ぎていた。

帝王切開にならなくてそれ本当に良かったと改めて思って、我に返れば、そういえば6名生まれたような、と。で、それからシャワーを浴びて、用意をしたら、21時である。

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土曜の夜の夜がやっと始まった。ワインを少々、キャベツをどっさりと食べた。もつ鍋の残り香が、クリニックの北階段に残ってしまった。申し訳ない。院長の活力源ということで、容赦いただきたい。

今回、もつ鍋は福岡の”おおやま”からのお取り寄せです。

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