2019年04月

巷は10連休らしい。当院では何ら変わりのない例年通りのGWである。

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4月27日 土曜日 通常通りの診療。午後から無痛分娩の院内研修会。5名の新生児が生まれた。

4月28日 日曜日 休診日である。ちょっとだけ園芸作業をして、裏庭のチューリップを掘り起こした。時間に余裕があれば、土と肥料を入れて耕して、枝豆とトマトを植えるつもりであったが、できなかった。2名生まれた。

4月29日 みどりの日 休診日。朝から1名生まれて、もう1名悩ましい方が・・・。念のため帝王切開の用意をしながら、待機する。天気も悪く、たまった事務仕事と部屋の掃除をする。夕方にようやくうまれた。それからついにPCの移行に取り掛かるが、いくつかのトラブルがあり、結局途中中断。結局まだPCは移行できなかった。

4月30日 火曜日。平成最後の日である。今朝も天気は思わしくない。今日は通常通りの外来であるが、ちまたは休みだから、外来は混むかもしれないし、混まないかもしれない。いまのところお産もなさそうである。

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平成、令和と年号が変わる。私なんて昭和生まれだから、さらに一回り古い人間となってしまった。

この連休前半で生まれた方々は、当然ながら平成生まれとなる。そして明日からは令和生まれである。令和で生みたいという帝王切開予定の方がいらっしゃるので、5月1日と2日は帝王切開を予定している。

出も当院の分娩予定者の方を見ると、まだ4月予定の方が数名残っている。これらの方々も、もどかしい思いを抱きながら、平成から令和を迎えるのかもしれない。早くすっきりしたい、という思いと、せっかくなら令和でという思いとのせめぎあいかもしれない。

しかし、お産に関しては、やはり本当の陣痛が来ないと生まれないし、やはりこればっかりは人知の及ばない神様の世界の方がいいかな、と思っている。

なので、私としては、お産でお越しになった方々に粛々と対応を繰り返す、という当たり前のことを当たり前の繰り返すのみである。

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写真は、玄関わきのヤマボウシとハナミズキ。ヤマボウシはしっかり新緑の緑となった。ハナミズキはこの時期花が咲き始めた。(厳密にいえばハナミズキは花ではなかったようなきもするが)。そしてもうしばらくすれば、ヤマボウシの白の花も咲く。季節は新緑へ。

新緑ということは、いよいよくまもと夏が始まる。冷房が必要な4階の部屋である(好天だと屋上があったまって、4階の部屋にいる私は暑いのである)。

お役所から書類が届いた。5月10日までに届けて、と書かれている。わからないことは担当まで聞いてください、と。

当院のようなお産を取り扱う施設には長期の休みはあって無きがごときものであり、実際4月27日から4月29日の朝までに8名生まれて、まだもう1例ありそうだし、どこにも行けないし、お産までの待機の間に仕事あるいは園芸でもするか、あるいはPCの入替でも、ということになる。


で仕事を始めて、お役所への提出期限をみて、さっさと済ませようと思うと、ハタと困った。各種書類の申請日に用いる日付をどうするか、元号をどうするか、と。訂正印でいいのであろうか、あるいはそのままでもいいのか、と問い合わせをしたいところであるが、きっとお役所は10連休だろう。10連休明けの5月7日に問い合わせをして、8日に投函すれば、10日にはつくと思うけれど・・・。

お役所としては、連休前に仕事を片付けたいとということであろうけれども、連休直前にこうした書類が届いても、問い合わせができなければ、仕上げができないよな、と愚痴っても、仕方がない。泣く子と地頭には勝てないではないけれど、お上には従うしかない。

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昨日はお産の隙間をぬって、ちょっとだけ園芸作業をおこなった。私の構想では、梅雨前に枝豆の収穫にありつく予定である。そのためには逆算すると、そろそろ植えておかないといけない。しかし、植えようにも、植える場所がないので、植える場所を作るためには雑草取りをして、チューリップを掘り起こして、と。できればここに肥料と石灰と土も追加したい。でもそうなると、とてもお産の片手間にできるようなことではない。

なのでできる範囲で、そして今日に期待するわけであるが・・・。今日もまだ病棟にはお産予備軍いらっしゃるし、天気もどうも怪しい。

ならば庭の改造計画でも考えるかな、と。裏庭の芝桜と芍薬の再配置がどうも必要な気がしてきた。この秋に向けて少し考えることにしよう。

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写真は、バラ 新雪と芍薬である。芍薬は白のはずであるが、内部に赤い部分が・・・




今日は好天かな、と。となればバラも一層咲き始めることでしょうし、芍薬もそろそろ咲くかもしれない。あれこれやっているうちに、好みも変わる。その好みが、園芸にも出てくるわけで、少しづつ栽培する項目も変わるけれど、長く育てるものは、いったん植えれば、そうはいかない。でも、いつかは配置換えがひつようになるかもしれないな、と裏庭を見るたびに思う。

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こちらは裏庭の芍薬。赤と白とピンクの3種類であるけれど、白とはいえ内部に赤いものも混じる。そして、芍薬がにぎわいだすと、この葉っぱも茂ってくるので、そろそろ庭のお手入れをしなくては、と思う。配置換えも必要であるが、私の趣味の枝豆をさっさと植えないと、梅雨前の収穫に間に合わない。
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好天が続き、フェンス沿いでも赤白オレンジと咲いてきた。

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これらの二種は微香性だったかとおもうけれど、結構咲いてきたので、これらの周りはいい香りが漂う。

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こちらも少し漂う。

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これとこれは、あまり香りがないような・・・。

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そしてこれが最高。さすがブルー系統である。

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クリニックの国体通りからの進入路の左側、ウィメンズクリニックグリーンヒルの立て看板の横に3本植えています。私の一番のお気に入りです。


いつのまにやら、バラは10数本が院内に存在する。それらがそろそろ咲き始めた。白、赤、黄色、オレンジ、ブルーと数系統ある。

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最初は、食堂で鉢植えで育てていた。ここは日当たりがいいし、部屋も暑い。でも、屋内で病気が発生しそうであったので、露地植えにした。つぎに、当時ホームセンターに行ったときに見かけたバラの苗を数本買ったので、院内の各所に植えてみた。中庭と駐車場の一角で広そうな場所に。

次に、せっかくなら、フェンス沿いに咲かせようと思い、白と赤を意識して植えてみた。でも、たぶんこのころまでは、つるバラでそろえようとは思っていなかったので、つるバラ、シュラブ等適当に植えていた。

当院のフェンス沿いは、日当たりはいいけれど、結構風の吹く場所で、ふきっさらしで冬場は結構寒い。それに風が強いので、枝も折れやすい。しかしそうこうするうちに、根本もしっかりしてきた。

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バラが増えてくると、いろいろなものがほしくなる。でも植えられる場所は限られている。こんなことなら計画的に植えればよかったと後になって、おもうけれど、後の祭りである。

友人からもらった、近くの空き地からこっそりもってきた、バラの苗を通販で購入した、こうして今の本数になった。

不思議なことに、最初はあまり好きではなかったはずなのに、こうやってお付き合いすると、好みとなってきた。さらに、苗も大きくなるにつれて、花のつき方がかわってくるようなきもする。バラの花自体も、開花すると色調が変化する。

お付き合いすれば、いろいろな側面が見えてくる。

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10連休が間近となった。基本的には10連休前の暦通りの診療の予定である。祭日には、バラのお手入れをしたいなと思っている(実は一部でアブラムシが発生している)。どうなることやら、と。

4月21日日曜日、午後1時30分から午後5時30分まで、熊本県医師会館で、日本母体救命システム普及協議会後任講習会 J-MELS のベーシックインストラクターコースに参加した。私以外にも11名の参加があり、都合12名の参加であった。

昨年の4月に同じ協議会主催のベーシックコースが開催され、それに参加した。今年も参加したいと思ったら、同じ講習会に参加できないといわれたので、その午後に開催されるインストラクターコースに参加した。私がインストラクターなんて、と思わないでもない。しかし、人に教えることは、自分が学ぶこともであると考えれば、インストラクトして参加することで、自分の中で毎年更新できると考えれば(アシスタントあるいはインストラクターとして参加することで)いいかもしれない、と思い参加した。
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ちなみに、熊本県医師会館は、お堀端にあり、その時間調整に撮影したのが一連の写真である。この写真の左側の白い建物がその会館である。

講習開始に先立ち、講習の背景、インストラクターとして適切な指導方法の講習があり、そして実際にそのデモンストレーションが実施される。これまで、そうした講習を受ける側であったので、お気楽に聞いてばかりでよかったけれど、教える側に回ると、人に教えることは教えることは難しい、という当たり前のことであった。

基本的に子の母体救命システムの講習会は、症例ごとの事例対応を、インストラクターとそのアシスタントが、参加者に体験を通じて、考慮し、判断し、実技にのぞむ、というスタイルである。なので、インストラクターの適切な指導がなければ、講習はあらぬ方向に進んだり、学ぶことの少ないものととなってしまう。

症例ごとの事例対応は、施設によっても、状況によっても、そして各個人にとっても、経験の有無も含めて対応が異なるわけで、それを頭の中で整理しながら望むとしても、十分な事前の予習のない中でインストラクターとして振る舞うことは難しい。インストラクターの練習が必要であると理解するばかりであったし、たぶんこのインストラクターコースの目的は、各人にその認識をさせて、次回からのアシスタント実技を含めて練習を行い、インストラクターを目指すというものなのであろうと、今更のように理解する。

できれば、この秋にある講習会にアシスタントとして研鑚を積みたいものである。

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これは最近手に入った液体ミルクである。

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こうやってみると、何ら普通の紙パックのジュースや珈琲と変わらない。ストローで刺して、哺乳瓶に移し替えて、ということらしい。でもこうした製品を本当に緊急時に使うのであればちょっと不便そうであるような・・・。

今後様々な利用法が普及し、形も変わっていくかもしれない。

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