2020年04月

園芸に関しても、最初の出発点は、外勤先の社宅であった。古いうちで、塀の向こうに梨園が広がり、毎年6月には羽ありが大量発生していた。6軒の社宅があり、その北東側にあった。庭も広かったが、住み始めた当時は雑草が茂っていた。ちょうど子供が歩き始めるころであったので、庭をきれいにしようと、芝を植え、それからホームセンターで様々な苗を購入して育てたり、きれいな庭でBBQをしたりとして約3年過ごした。近くに窯元もあったので、窯元を訪れる楽しみもあった。

それから熊本に帰った。熊本ではマンションで生活で庭はなく、ベラんでの園芸にも興味がなかった。それから、再び外勤に出た時に、単身で古い家の社宅に住むことになった。庭には広い泉水があったので、これを掃除して、とあれこれやったが、どうもこの泉水は水が漏れるようで、あきらめた。この外勤先にちかくに、窯元があり、いくつか訪れた。その中で今大切に使っている器がある。


再度熊本に帰り、菊陽、福岡と住んだ。この間は園芸に手を出すことはなかった。で、熊本に帰ってきて開業となり、この地に腰を落ち着けて早14年となった。

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グリーンヒルの正式開業は、2007年6月1日である。でも、建物引き渡しは、4月末であり、建物の管理責任者として、4月末からこの地に滞在することとなった。建物は1か月では変わらないが、芝は1か月もすればこの時期は伸びる。なので、開業当初のGWころから芝刈りを始めた。夏場に散水不足で、樹木が枯れかかった。

設計の先生に四季折々に花が咲くようにとリクエストをして、クチナシを植えてもらっていた。しかし、このクチナシは、大量の青虫が発生する。2年目、3年目と青虫に嫌気がさして、このクチナシを撤去した。(一部まだクチナシは別な場所に残っている)

その結果、このクチナシの撤去部分に芝を植えた。そして3年目に建物の増築を行った。その結果、駐車場の片隅に庭ができた。以来、この庭を中心に園芸作業を始めた。まだそのころにはバラには手を出していなかった。

食堂に鉢植えのバラをたまたま飾った。で、このバラが元気がなくなり、仕方がないので露地植えをしてみることにした。これが開業後4-5年目ごろであろうか。ここからバラに手を出すことになった。とげはあるし、扱いにくそうだし、と思って敬遠していた。

たまたま友人にバラを好きな家庭があて、そこを見せていただいたのも一因かもしれない。しかし、私がどこにも行けず、ここで過ごす時間が長いということが最大の要因であろう。手入れをしていて、途中で呼ばれて、放置したとしても、時間がある時にその続きをすればいい、と。

で、ここ数年バラの苗が増えていった。バラの苗が増えるにつれて、あれこれ考えるにようになった。フェンス沿いに白と赤のバラをという構想は半分くらい実現しつつある。しかし、つるバラかどうか、よくわからないまま植えたので、ちょっと今困っている。

で、最近のお楽しみが、2階の吹き抜けに通じる部分にブルーコーナーを作ったことである。写真のマミーブルーいい感じだな、と思っていたら、受付に飾られてしまった。

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もう一つの楽しみは、種から育てるである。何回か差し木に挑戦したが、うまくいかなかった。なのでダメもとで種から撒いてみた。(バラが咲き終わった後の花柄が大きくなった部分から取り出した。今回は、白の新雪である)。たしか、品種改良の時には受粉させて種から育てると聞いた。

100粒くらいまいて、20個20程度の発芽率であったが、少しづつ大きくなった。途中で枯れたものもあるが、今これくらいまで大きくなった。

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もう少し大きくなったら、外に出してもいいかな、と思っているが・・・。

さてこれで、種から育てることも可能と分かった。これは撒いておいて、あとは待てばいいだけなのでらくちんである。となると、次のターゲットは、と。



時間がたてば腹は減る。なので食事をする。そのための調理をする。ということで基本であると思うけれど、私の場合は?と。確かに腹がへって、何かを用意することあるけれど、昼休み時であれば、基本的にはあるもので用意をする。

なお、誤解のないように説明をさせていただくと、ウィメンズクリニック グリーンヒルは有床診療所であり、患者様に食事を病棟食として提供する。で、責任者たるもの、毒見をしなくてはということで、私の仕事の一つは検食である。しかし、当院の食事は少しカロリーが高いので、これを私のような還暦前にはちょっと重い。

なので、朝食は患者様と一緒にラウンジで糖質抜きで、昼は手持ちの材料(買い置きのパンや趣味の調理のストック)、夕食は当院の食事をということにしていた。

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思い起こせば、確か、昔の彼女に男性用の料理教室を紹介されたことがあった。数回通って、確かアジのたたきを習ったような気もする。当時やっていたのは、あとはオムレツ・みそ汁つくりくらいであったか。酒のつまみと考えてやっていたような・・・・。

外勤に出た時にも、もっぱら外食が多かったような気がする。しかし結婚してからは、私にできる範囲で、家事のお手伝いということで、時に米をといで、みそ汁を作って、そして子供に食事をさせて、ということは少しくらいしていたような気がする。

それから息子のお付き合いで魚釣りにいくようになり、釣った魚をさばかざるをえなくなり、出刃包丁を購入して、うろこを落として、頭を落として、三枚にして、刺身にと。でも3枚におろすといっても、中骨にしっかり身が付いて、刺身はギザギザであった。

グリーンヒルを開業してからは、もっぱら単身赴任状態であったので、お気軽さもあり、そして検食の必要性もあり、クリニックの食事を食べることが多かった。

しかし次第にクリニックの食事に飽きてきたこと、そして何より私自身がクリニックに滞在する時間が長いこと、外に出あることが次第に面倒になってきたこと、などより最近は趣味の調理に走るようになった。

何分包丁さばきはいまだ危なっかしいが、仕事柄、手だけは傷つけぬように気を使っている。以前はレシピを調べるのも大変であったが、今はグーグルで検索して、レシピを手に入れるのは簡単になった。問題は、そのレシピが私好みの味か、と。そして時に私好みであっても、相棒(かみさん)には必ずしも好みではないこともあり、まそれはそれで、しかたがないか、と。

最近のコロナ騒ぎで、人との接触が控え、外出を控えるようになれば、というご時世であるが、私自身は私の好みの問題もあり、あまり変わらないような・・・。夜の講演会参加がなくなり、時間も余って。

でも人が生きていくためには、何かを食べなければならない。あれこれ考えて、失敗も含めて、私の今後も続けていくことができる新しい趣味であると、最近ようやく気が付いた。とんでもない味付けになっても、困るのは、私と相棒くらいなので、人様に迷惑をかけることもない。おまけに、調理で頭をつかうことで、老後も続けられるし、ボケ防止にも役立つことを願っている。

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写真は路側帯のオレンジの花。年を超えて、咲き始めました。

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患者様からニンジンをいただきました。地主さんからトマトをいただきました。これが今週の課題である。

4月12日は雨の日曜日であった。帝王切開もあったし、たまった仕事もあるし、ま、仕事ができてよかった、と考えるか、コロナでどうせ外出できないと考えるか、と。

で、しごとがいっぱいできるがはずであるが、時間があると以外としないのが仕事でもある。私の性分は、やはり怠惰なのであろう。で、結局ジョンウィック3を見てしまった。確か、このジョンウィックは1ができたのが、数年前で、1,2とできて、来年4が公開されると聞くが、果たしてこのコロナで本当に公開されるであろうか。

また、この映画の中でのて設定は、妻を亡くした後に起こった様々なことに対応するわずか数日間の出来事のはずであるが、その数日間の間にジョンウィックはたくさんの傷を負っているはずであるが、不思議と死ぬことなく、そして最後はビルの屋上から落ちても死なない、という不死身ぶりである。個人的にはキアヌリーブス自体も少しお年を召してきたような気もするが・・・。ま、それはフィクションであるから、と。

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裏の畑のピンクのチューリップは散り始めた。そしてこの八重咲のチューリップが咲き始めた。

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シャクヤクのつぼみも大きくなってきた。

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アマリリスもつぼみが大きくなってきた。

今週末は、草刈り日和だといいな。できれば外に出て、日を浴びて、と。日焼けも嫌であるが、骨粗鬆対策として、日光浴と運動とカルシウムの摂取が必要である。(という言い訳)

日本医師会からも、産婦人科の学会からも、さまざま情報が伝わってくる。そして、今回の非常事態宣言への対応が、当院としても必要であろう、と思う。


開業以来、当院では、妊婦様の許可があれば、分娩や診察に家族が立ち会うことを認めていたし、家族も産後に同泊も認めていたし(お子様に一人につき親一人の条件で)、里帰りも現在は制限していない。しかしここに至っては、その基本方針を変更せざるを得ない。それは無症状でのウィルス排出の可能性がある人が存在するため、人と人の動線を重ならないように配慮する必要があるためである。

コロナウィルス渦が収まるまで、基本的に分娩の立ち合いを控えていただくようお願い申し上げます。また、家族の同泊も基本的にはご遠慮いただきたい。外来においては、妊婦健診時にはできるだけおひとりで来ていただきたい。

しかしながら、どうしても子供の面倒を見る人がいない、車の運転ができない、立会がないと不安である、などの事情があれば、個々の事情に応じて許可いたします。しかしながら、十分に感染に留意いただきたい。

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里帰りに対しては、人の移動という観点からは、お勧めできません。しかし地域の事情により分娩が不可能な場所、家庭内の事情により実家でのお産とせざるを得ない、などの各事情に応じて、当院でお受けします。ただし、できるだけ早い時期(34週まで)に里帰りいただき、そして可能であれば、2週間の自宅待機後に症状の出現(微熱・咳など)のないことを確認して、当院を受診いただきたい。

また、分娩時にご主人や家族が遠方からお越しになることは、推奨できません。どうしてもという場合には、申し訳ございませんが、帰省後に実家にて2週間の待機いただき、感染のないことを確認し、面会ください。

知らないうちに感染して、知らないうちに人にうつすことのないように、そしてグリーンヒルで発症することがないように、感染に留意して診療にあたりたいと思います。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

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水曜日、黄色のバラが咲いた。これが今季の初咲である。青も赤も白もつぼみが大きくなってきた。あと1週間もすれば、あちこちで咲き始めます。

4月になり、最初の週末。とはいえ、私自身のやることは何らいつもと変わりがないような・・・・。


木曜、金曜とお越しになる方が少なかったせいか、土曜日は過去最高の繁盛ぶりであった。3月までは、旧年度で子宮頸がん検査の駆けこみ需要があったが、4月からはそれはない。流行り病のため、不要不急の外出は控えよう、ということで、妊婦健診中心となる。時に、緊急避妊であったり、おなかが痛い、とか思い切って受診した、という方々が混じることになるけれど・・・。

私自身は、基本的に行列嫌い、待つのが嫌いという人柄で、おまけにこの流行り病のため各種参加すべき集会や学会が中止になったので、夜で歩く必要もない。

仕事は、確か日曜祭日関係ないけれど、ここにいて、お産を担当することなので、基本的に待機の仕事である。月初めなので、レセプト業務をして、スタッフの勤怠を確認して、と仕事はいっぱい。でも仕事だけではちょっと飽きるので、息抜きをということで、園芸作業。

なので、私自身としては、いつもと変りない週末である。夜も出あることなく、趣味の調理で過ごす、と。チキンカツ、ラタトゥイユ、里芋の煮つけ、ナス煮びたし、チキンの照り焼き、親子丼の具材と終わると台所は汚れものだらけ。後片付けも大変である。

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この2階の場所は、南向きで日当たりがいい。北風にさえぎられ、バラの苗の成長も、他の場所より早い。つぼみも大きくなってきた。

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どんなバラが咲くか、楽しみである。(ちなみにここにあるバラは、ブルー系統なので、芳香の強いものである)

なお、この場所には1本だけ椿が混じっている。また外で枯れたステンレススチールの苗を二つ取り寄せて、ここに保管していた。日曜日、枯れた場所に1本植えた。さて、これでバラの体制は整った。

フェンス沿いのバラもここ数日の天気でいい感じである。そして裏庭の芝桜とチューリップもいい感じである。

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欲を言うなら、チューリップの色を変えたかった。でも、もうこれだけあるし、今更追加するわけにもいかない。それにこれだけあると、掘り起こすのも面倒なので、今年は掘り上げずにそのままにしよう、と思っている。

問題は、シャクヤクであるが・・・。

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