2020年10月

色々と考えて、当院での通常通りの出産のスタイルを維持するために、発熱外来を設けざるを得ないと判断した。諸手続きを行い、予定では10月26日より開設予定である。

当院の発熱外来は、当院に通院されている方を対象とした限定された発熱外来である。発熱の方より電話にて当院に連絡をまずいただき、あきらかに乳腺炎や腎盂腎炎であれば院内の待機室にて待機いただきます。しかし咳・発熱などの呼吸器症状がある場合には、お越しになった車内で待機いただきます。いわゆるドライブスルー方式で対応となります。

当院のスタッフが、手袋とマスクをして、インフルエンザのキットと唾液採取用の容器をもって伺います。インフルエンザのキットは当院で実施し、判定まで約5-10分かかります。その間待機いただきます。またコロナウィルスの唾液検査は、外部委託検査なので、1-2日程度のお時間をいただきます。そのため、コロナウィルスの検査可能な時間は、当院の診療時間となりますが、業者との検体委託の可能な時間が限られますので、そのため検査可能な時間に制限があります。

インフルエンザキットが陽性であれば、インフルエンザの治療を行います。重症症例の場合には専門医紹介となります。

万が一コロナウイルス感染を疑う場合には、重症症例であればその時点で専門施設を紹介となります。軽症症例を疑う場合であれば、いったん自宅に待機いただき、結果判明後対応を保健所と相談したうえで対応に当たらせていただきます。

何分初めての経験であり、まだいくつか検討すべき箇所が残っています。しかし、行政からは各種の申請書類が届いているので、そうしたことに対応しつつ、少しづつ変えていこうと思っています。

当院の基本は、当院に通院されている妊婦様の安心のお産のためにということで理解いただければと思っています。

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さて、インフルエンザワクチンの入荷が遅れています。予定では10月28日着が第一陣のようですが・・・。

インフルエンザワクチンを当院で希望される場合には、まず受付で予約いただくようお願い申し上げます。10月11月まではたぶん在庫が少なく、すべての希望者に接種することはできないかもしれません。しかし、在庫が潤沢になる12月までにはすべての希望する皆様に接種できると思っています。


私の誕生月は11月。で、免許センターから更新のお知らせが届いていた。16日、午後の外来と病棟を妹に依頼して、16時40分にクリニックを出る。免許更新の午後の手続きは13時から15時までとはがきにある。14時50分間に合った。更新の手続きをする。

免許センターの手続きの第一歩は問診と暗号番号の記載であった。それからお金を払うのであるが、更新費用5500(これは安全協会費用を含む)。それから免許証を提出して(古くなった免許証の返還もお願いして)、写真撮影をして(マスクを外して)、最後に講習30分。講習後に新しい免許証と、古い免許証を受け取って、帰宅する。約1時間。免許センターが近くてよかった。

実は免許センターが近くてよかったという表現は正しくない。というのは、この戸島の地に当院を設置した最大の理由は、運動公園や免許センターに国体通りをとっていく人にとって、わかりやすい場所にクリニックを作る、という私なりの戦略でこの地を選んだのである。なので、近くて当たり前であり、私が運動公園の入り口まで走るのもごく当然である。


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さて、免許センターで学んだことをいくつか披露しよう。

まず私は今年の誕生日で60である。今回ゴールドの更新なので、次回は65、次々回は70歳となる。で、高齢者の免許更新は75歳から様々な対策が講じられると聞いていたので、もしかすると私は70歳の免許更新の際に、更新後の年齢から高齢者対策の対象となるかもしれない。帰りがけ、どこで講習を受けようか、と考えた。

後部座席のシートベルト着用が義務化されると聞いていた。で、どうも後部座席のシートベルト着用をおこなっていないため注意ではなくて、取り締まられ、点数原点になった、と。そうかついに・・・・。これからは後部座席もシートベルト着用である。

信号のない横断歩道を通過する際には、歩行者が横断を待機している場合に、通行者は停車して歩行者を横断させなくてはならない、ということは知っていた。で、実はこれを守らないと減点の対象である、と。ちなみに熊本県の停止率は10%以下で、長野県は60%以上とか。

夜間の運転時に車のライトは対向車がいない場合、ハイビームで運転し、歩行者や通行者にちゅういしなくてはならない、と。

また運転中のスマホの作動による減点、交通事故後の対応など、30分という短い時間に重点事項をまとめられた講習会であった。講習会はかくありたい。

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免許更新もすんだ。次は、10月20日の外来の診療数の調査、そして発熱外来への対応、と週末の仕事は十分にある。そしてできれば、シャクヤクの株分けをしたいものであるとも思っている。

写真はバラ園に行けない私が、仕方なく撮った院内の写真。そういえば運動公園にもバラ園があった。今日行こうかな、と思ったら、昨日から雨が降っていた。いくなら、昨日行くべきであった。残念。

今年、南半球ではインフルエンザは、流行しなかったとも聞く。また日本でもお子様の各種感染症が、現行の3密行動により発生が減っていると聞く。そうした状況ではあるけれど、今期インフルエンザが流行すれば、コロナ感染症のとの区別が難しく、そのため今各種の対応策が国と自治体から発表されいる。これらの基本対応は、国としてのコロナ感染への対策でもあり、そして当院もその例外ではない。

第一に、インフルエンザワクチンの妊婦様への接種を強く推奨いたします。ただ、インフルエンザワクチンが今秋から潤沢に摂取できるのではなくて、早い時期は限られた量しかとどきません。12月まで順次量が届くでしょうし、例年であればインフルエンザの流行は本格的に寒くなってからであり、それを考えれば、12月中旬くらいまでにインフルエンザワクチンの接種を行えば十分ではないかと、と個人的には思っています。

当院にも10月末にワクチンが届きますが、最初の入荷量はすくないので、当面の間クリニックでインフルエンザワクチンは、予約制といたします。11月に十分な量が届くと思いますので、10月はだめでも、11月に接種できれば、十分に間に合うと思います。


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妊婦様は別にインフルエンザではなくても発熱することがあります。ま、これは妊婦にも限りませんが・・・。つわりで脱水症状が強い場合、妊娠中の腎盂拡張に伴う腎盂腎炎、扁桃炎の既往のある方、・・・と。さらに産後であれば、乳腺炎や子宮内膜炎で発熱を示します。

例年であれば、冬場の発熱で、咳を伴っていれば、これにインフルエンザや通常の風邪ウィルスを考慮いたします。こうした感染症は、飛沫による感染があり、そのため何らかの感染症が予想される場合、これまで当院では院内のカウンセリング室他の待合室とは異なる場所で待機いただいていました。

そこに今回のコロナ騒動です。コロナに感染すれば、インフルエンザとの鑑別が難しく、そしてもともと妊婦様・褥婦様には発熱の原因となる病態が起こりやすい。なので、この発熱を生じた妊婦様をすべてコロナ専門病院に送ることはできないし、またコロナではない発熱妊婦様をそうした病院に紹介して、そこでコロナにり患することは最悪のシナリオとなります。

そのため、当院では当院に通院されている妊婦様を対象に発熱外来を10月26日から開設いたします。現在行政の方と各手続きを試行中です。またその外来のために必要な機材も手配中です。発熱外来の詳細につきましては、後日日を改めて、皆様に開示予定ですし、熊本市ほかのHPにも掲載予定です。

現在準備中なので、10月26日までの発熱や体調不良の妊婦様は、まずは電話にて当院に連絡ください。10月26日は当院の発熱外来でということになります。また当院の能力として、大多数の方を見ることは不可能であり、あくまでも現在当院を通院中の妊婦様褥婦様、あるいは婦人科の方を対象とさせていただきます。

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10月15日朝、当方の空が暁に染まり始めるころ、三日月と明星が浮かぶ東の空


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西の空。金峰山の斜め上にかすかに輝く光は少し赤いような気もする。火星であろうか。あるいは木製かもしれないが・・・。

p950が届いた。少し握る手ごたえが違うような気もするが、慣れ親しんだ重さでもある。さっそくとってみる。


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夜明け前の茜さすイワシ雲かな、と。


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やっぱこうでなくっちゃ、と独り言。

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時間の経過とともに、茜色が消えていき、白くなる。


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今日も天気がよさそうだ。

写真は今朝の東の空。

寒い場所と暑い場所が建物の中に混在すると、私自身の体温の調節が難しく、その微妙な調整がバランスを崩すと、風邪をひく。また、調子に乗って園芸作業や洗車で屋外作業が増えて、暑くて汗をかいて、で、そのままの状態で冷たい風にあたって風邪をひく。こうした状態を最近繰り返しているせいか、いつも鼻水が出ているような・・・・。

でも、よく考えたら、最近目もかゆい。これはもしかして、花粉症あるいはアレルギー性結膜炎・鼻炎かもと、思わないでもない。さしあたり抗ヒスタミンの点眼薬を使用して目のかゆみは収まった。あとは抗ヒスタミン剤か小青竜湯の服用ということになる。

実は私には、微妙にゴムアレルギーがある。調子のいい時にはあまり自覚しないが、敏感な時期が続くと、手術用の手袋がかゆくなってくる(手術用の手袋にはゴムの成分が含まれいているものと、含まれていないものを用意している)。また素足に、ゴムのある部分のサンダルを履いていても同様である。

また食べ物でも、以前は辛い物を好き好んで食べていたが、最近あまり辛い物を食べるとおなかの調子が悪くなる。そして残念なことにニンニクもあまり量が多いと・・・・。

こうした変化は、加齢による変化というより、長年の私自身の生活習慣の影響ではないかと思っている。それにこうしたことに腹を立てても仕方がないので、生活習慣を少しづつ改めつつ、かつ自分の方をそれに合うように変えていくしかないかな、と。


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こうしたことはどこでも生じることである。クリニックにおいても、働くうえでも。そうした状況と戦うことも一つかもしれないが、私の今のスタイルとしては、戦うことでエネルギーを費やすより、状況に対応しつつ共存する、というような形で保っているような気がするし、そうありたいと思っている。

できれば今後の時間(10年?20年?とまだ頭と足腰のしっかりしている期間)を穏やかに、そして自分の趣味も共存しながら、続けていければいいな、と。

さて、裏の地主さんはどうやら稲刈りが済んだようである。まだ周辺の田んぼでは稲穂を見かけることも多いし、大豆畑はまだ青い。


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台風の影響は週末にあるかと思っていたが、少なくて済むかもしれない。ということは、週末は園芸と調理で過ごせるかもしれない。それもまたよし、と。不可であれば、何か別な楽しみをさがせばいい。といってもまだ、いくつか仕事が残っていることも事実である。

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