2022年01月

私が時たま行く農業公園。この1角に、巨大なトマトの木が栽培されている。で、このトマトは水耕栽培である。土を使わずに水と太陽光と栄養の補充で成り立っている。満天というような名前であったように思う。

また、最近、LED光と水耕栽培による植物生産工場もあると聞く。機械を調節することにより24時間完全栽培で、レタスなどが作られていると。それこそSF映画の中で見られたような野菜栽培工場がもうすでに稼働しているらしい。

土が使われず、水をつかう、機械で温度と光と湿度を管理することにより、収穫が安定し、その品質も安定するということらしい。


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しかし、グリーンヒル界隈のハウス栽培では、まだあまり水耕栽培を見かけない。土とハウスを利用してのトマト栽培である。で、トマト栽培においてはやはり虫の害が大変らしく、栽培前に土の消毒をしたり、栽培中は虫が入らないようにと工夫をされている。でも、いつのまにやら、というような図式であるような気もする。

水耕栽培にはそれなりの難しさがあるからかな、と思うが・・・


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これはもともと裏庭で植えていた、サントリーの観葉植物である。0度以下になると枯れる。で、越冬させようと一部を切り取って、鉢に植え変えた。現在、クリニックの1階、2階、3階に置いている。2階が日当たりもいいし、平均温度も高いせいか、発育もいい。

で、ある日よく見ると虫がついていた。どこから虫がとおもったが、考ええてみれば、虫はこの植物を支えている腐葉土が原因であると気づいた。

で、この週末、ホームセンターにいって、水耕栽培用の焼き物と器を購入して植え替えた。


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この茶色のものは、元は土である。土を高温で焼いてちいさなセラミックに変えてある。ということで、鉢から抜いて、根っこ傷つけないようにして根っこを洗って、このセラミックの中に植え変えた。はたしてこれで本当に生育できるかどうかは、今後の管理次第と思っているが・・・。

春になって、遅霜が出なくなったら、さっさと路地植えにと思っているが・・・・・。実はこお鮮やかな緑は結構気に入っているのである。サントリーのテラスという名前であったように思う。

熊本市動植物園で蠟梅が咲いた、と新聞で見た。それなら、と土曜日の午後動植物園に行った。しかし、肝心の動植物園は、春の緑化フェアのために閉鎖と聞いた。なら、蘭でも見たいと思ったけれど・・・。

せっかく来たから、30分だけ動物を見て回った。カバ、ライオン、虎、金絲猴、サイ、イヌワシ、ペンギン、白熊、と。場所柄やはり子供連れが多い。ジジババで回っているのは私くらいである。

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カバはまだ広い場所にいるけれど、ライオンや虎は少し狭そうである。像やキリンの場所はちょっと遠くそこまで行けなかった。でも、今の世の中、動物園でもその動物のために適正な空間が必要であるといわれているような気がする。

また家畜として飼育される動物においても、適切な環境を守らないとと動物愛護の精神に欠けるといわれる時代である。

考えてみれば、私でされ、ずっとクリニックの中にいれば・・・。時に気分転換が必要と、ドライブをするわけで、こうした動物には気分転換の場所もないかもしれない。かといって、動物園で生まれ育った動物であれば、今更野生に返すことも難しいであろう。

私の好きな映画に”ショーシャンクの空に”というものがある。時に見直している。刑務所での生活が長くなり、そこで様々な楽しみを見出すもの、仮釈放されても外の世界になじめないもの、そして外の新しい生活にと出ていくもの。

個人的には、主人公か最後に脱獄して、メキシコで営む宿での生活がどうなったかな、と想像するのであるが・・・。


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今日は帝王切開の予定のない土曜日である。なので、午後は青木先生にお願いして、ちょっと外出を計画していた。しかし、どうも今日の午後には帝王切開があるかもしれないな、と予感が・・・。

ま、計画の変更は、産科診療に携わる私としては、仕方のないことである。とはいえ、こうした条件のいい日はないと思っていただけに、残念でもある。ま、仕方ない、気持ちを切り替える。

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これはクリニックのフェンス沿いに咲く新雪というバラ。つるバラで、結構茂っている。しかし雨に弱く、雨に打たれるとすぐ花弁が変色する。香りも強くない。なので、たくさん咲くけど、弱いし、と思っていた。

しかし、この寒い時期にまだつぼみをつける(といっても、そろそろ限界の陽であるが)。耐寒性に優れている。そして、この時期に白の大輪で咲く。おまけに脇芽がないので、一本立ちのすっきりした形なので、切り花向きである。


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しかし2月が近づけばさすがに新たなつぼみは少ない。そして葉っぱが赤みを帯びてきた。アントシアニンが分泌されているようである。ということはそろそろ冬場の剪定をして、肥料をあげてもいいかもと。

もう1本の白は寒さに弱く、この時期につぼみをつけるけれどすぐ変色する。花弁の違いかもしれないが・・・。

今年は、この新雪も含めて、ブルームーンやステンレススチールの株分けというか、枯れたときのための予備の株つくりをやってみたいなあ、と(あくまでも趣味の範囲である)。

そして、気が付くと、クリニック内にはいつのまにやら花咲くものがふえてきたな、と。

何らかの理由で鉢植えの植物をいただく。当然盛りかあるいはその盛りの前にいただくので、盛りをいつかは過ぎるわけで・・・。また、その植物には、その植物にあった環境があり、短期間なら少し我慢をしてくれても、長期間不適切な環境では植物は枯れていく。

ということで、以前はもらった鉢物は盛りを過ぎたら、枯れて、そして鉢だけが残る、ということが多かった。しかし、最近、もらった鉢物を、盛りが過ぎた後もそれなりの環境においておけば、また蘇るという当たり前のことに気が付いた(というか、園芸家の方はそうして植物を大きく育てて盛りに合わせて出荷するのである)。

私の現在の居住環境がかならずしもすべての植物に適切とは限らないし、またその後の日の光の条件や散水などの条件が合わなければうまくいかないこともある。必ずしも日当たりのいい場所が、その植物にとってベストはとはいえない。ここら辺は植物の適性があるわけで・・・。そこら辺をうまく配慮できればもっとうまくいくのであろうけれど、とも思う。


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これはクリスマス前にいただいたポインセチア。赤と緑のコントラストで、クリスマス演出によく用いられる。で、クリスマスが過ぎた後、ラッピングをはがして、日当たりのよい2階に置いていた。


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こんな感じて置いていた。で、よくみると・・・・・


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なんかクリスマスのころと違うな、と。よく見たら、真ん中の部分から緑の葉っぱが出ている。


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ということは、この緑の葉っぱは、時間がたてば赤くなるのであろうか?

現在、屋外で寒さに耐えているバラの葉っぱは少し赤みを帯びている。さむくなるとアントシアニンという色素がふえて、緑から赤くなると聞いた。それではこのポインセチアもそうだろうか、などと考える。

差し当たりこの場所は、ポンセチアにはいい条件の陽であるから、しばらくこのまま置いて状態を観察することにする。

コロナの感染者数の報告があちこちで報告され、連日クラスターがあちこちで観察されています。このコロナ感染の恐ろしいところは、知らないうち感染して、そして発症する前にそのウィルスを拡散するということでしょうか。

そして、そうした感染が保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校とワクチン未接種の環境で広がり、家庭に持ち込まれ、そしてその結果皆様の働く職場に持ち込まれて、と。なので、学童期のワクチン接種を急ぐ国の姿勢であろうと思います。

もしかすると、オミクロン株は重症化しにくいのかもしれません。しかし、オミクロン株が中心となり、感染者の数が過去最大を更新し、少しづつ重症者の病床使用率が増加しつつあります。なかもで高齢者や基礎疾患のある人が悪化しやすいと聞き及んでいます。そしてその流れで考えれば、妊婦様もやはり重症化しやすいかもしれません。


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いつコロナが収まるか、誰にも見通せない毎日ですが、なんとか、その毎日をコロナ感染を避けて過ごせれば、と願っています。

そのために、当院でも感染対策を強化することとなりました。

外来では、基本的に一人でお越しください。保育園や小学校が休園となった場合は仕方がありません。それでも可能であれば、駐車場内の車の中で、同乗者の方にみていただくようお願い申し上げます。同乗者の方がいらっしゃらなければ、無理な話ですが・・・・。

風邪その他で体調不良時に受診される場合には、前もって電話にて連絡を下さい。当院には発熱外来というシステムがありますので、その場合には、来院後駐車場にて待機いただき、来院後電話にて当院に連絡をください。当院のスタッフが、まず症状に応じた対応を取り、必要であればコロナ抗原検査・PCR検査を実施し、その後の指示をいたします。

分娩に関しては、これまで同様、尾美馬はできません。また分娩に先立ち、皆様のコロナワクチン接種の状況を確認させていただきます。2回以上の接種であることがお勧めですが、種々の理由でワクチン接種が1回、あるいは未接種の方もいらっしゃると思います。

妊婦様のワクチン接種が条件を満たさない場合、38週以降にコロナのPCR検査を行います。これまで通り、皆様自身も感染予防におつとめいただきます。何らかの症状がある場合には、早めに連絡をください。

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分娩の立会いも、現時点では基本的にお勧めしません。しかし、立ち合いの人がいないとだめ、という妊婦様がいらっしゃることも事実ですから、そうした妊婦様においては立ち合いを認めます。しかし感染予防の観点から、スマホのテレビ電話を利用した立ち合いをまずはお勧めします。

どうしても実際に立ち会うのであれば、まずコロナワクチンを2回以上接種していることが条件です。接種していない場合、ご自身でどこかで無料のPCR検査を立ち合いの1週間以内に受講いただくことが条件となります。

皆様の健康、すでに入院されている方の健康、そして当院で働くスタッフの健康のために、感染対策の強化を勧めざるを得ない、ということで皆様のご理解を賜りたいと思います。

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写真は、この寒い時期にすこしづつ開きつつある大輪のブルームーン。ゆっくり咲くので、少しづつ楽しみが広がります。剣尖の花びら、色、におい、と改めて私の好みであることを痛感するばかりです。個人的にはステンレスチールが一番ですが、残念なことにこの場所に置いておいたステンレスチールは枯れてしまいました。

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